独フォルクスワーゲンは8月8日、4ドアセダン「ジェッタ」をベースに開発した特製モデルで、最速記録を競い合うスピードトライアルに挑戦すると発表した。
今回、フォルクスワーゲンが挑むのは、米ユタ州ボンネビル・ソルトフラッツで8月11日から17日まで行われるタイムトライアル。米国フォルクスワーゲンとスピードトライアルのスペシャリスト「THR Manufacturing」が共同で開発したマシンは、今年1月にデビューしたジェッタをベースに、市販モデルにも積まれるEA888型2L直4を500馬力までチューンしたスペシャルエンジンを搭載。インテリアは軽量化のため運転席以外が取り払われ、安全確保のためロールケージが張り巡らされる。しかも、減速用としてリアには2つのパラシュートまで備えた本格的なトライアル仕様となっている。
メーカーの発表によれば、目指す記録は驚きの335km/h。ル・マン24時間レースのユノディエール・ストレートに匹敵する超高速に4ドアセダンで挑むことになる。なお、現在の最速記録は330km/hで、じつはこれは同じEA888型エンジンを積む「ビートルLSR」が達成したもの。
レーシングEV「I.D. R Pikes Peak」で、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム、およびグッドウッド・ヒルクライムにおいて過去最高の記録を叩き出したフォルクスワーゲン。今回のソルトレークでも記録を更新すれば、3か月で3つのレコード更新を築くこととなる。結果が明らかになるのが楽しみだ。
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