富士スピードウェイで行われた2018スーパーGT第5戦。GT500クラスで2位表彰台を獲得した#1 KeePer TOM’S LC500の平川亮は、今回のウエイトハンデを考えると予想以上の結果だったと、レースを振り返った。
第4戦タイを終えて、29ポイントを獲得していた#1 KeePer TOM’S LC500の平川亮/ニック・キャシディ組。今回の富士では燃料リストリクター制限(ステージ1)がある中で、苦戦も予想されていたが、決勝ではドライバー、チームともにミスのない走りで、8番手スタートから着実に順位を上げていった。
au TOM’S LC500が500マイル制す。トムス初のワンツー達成
終盤の149周目、2番手に浮上した#1 KeePer TOM’S LC500は、そのままトップの#36 au TOM’S LC500を追い抜く勢いで近づいたが、最終的には逆転ならず2位でフィニッシュ。今季3度目の表彰台を飾った。
レースを終えた平川亮は、ウエイトハンデを考えると想像以上の結果だったと語った。
「今回は、(ウエイトハンデを考えると)4位ぐらいかなと思っていましたけど、チーム力もしっかり発揮されて、クルマはトラブルもなかったです。前回のタイでピットストップで僕たち(1号車)は大失敗をしていましたが、今回に向けてメカニックさんたちもすごく練習をしてくれて、そこでのタイムロスはありませんでした。チームの総合力で、ここまで上がってこられたかなと思います」
「強いて言うなら、僕のスティントで3回くらい周回遅れにひっかかって、タイムロスしたところはありました。それが痛かったなと思いましたが、レース中は接触もなかったですし、大きなミスも小さなミスもなく最後までいけました」
これで平川/キャシディ組は47ポイントを獲得しドライバーズランキングトップに浮上。同2位の山本尚貴/ジェンソン・バトン(#100 RAYBRIG NSX-GT)に7ポイントの差をつけた。
ここまでの戦いぶりについて振り返った平川は、要所要所できっちりと大量得点を獲得できていることが、今のランキング首位浮上につながっていると語った。
「シーズン序盤のウエイトが軽い時と、今回のように中盤で落ち着いてきた時にポイントをたくさんとれました。ここまで全戦でポイントとれているのが良かったと思います。ただ、今回は思った以上の成果が出ました」
ただ#1 KeePer TOM’S LC500は第6戦SUGOでのウエイトが94kgになり、燃料リストリクター制限もステージ3に突入。今後はさらにパフォーマンスが絞られることになりそうだ。
ここまでの流れを考えると次回SUGOでもある程度のポイントは欲しいところだが、平川は残り2戦のウエイトハンデ量も加味しながら次のSUGOを戦う必要があると語った。
「次のSUGOは(ポイント獲得が)不可能に近いくらいのウエイトと燃リスになりますが、頑張ってポイントを獲れればなと思います。ただSUGOでの獲得ポイントは1点、2点ぐらいにしておかないと、(ウエイトハンデ量が半分になる)第7戦オートポリスでも燃リス制限がかかっちゃいます」
「涼しい時期はあまり燃リスの影響は少ないと思うので、あまり気にしたくはないですけど、やっぱりオートポリスでウエイトが半分になった時にいいパフォーマンスが出せるようにしたいですね。最終戦のもてぎは毎年いいパフォーマンスをだせているので、あまり心配はしていないです」
「まだ残り3戦あるので、正直(チャンピオン争いの行方は)まだまだ分からないです」
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