鈴鹿サーキットで2018“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレースのトップ10予選が行われ、#11 Kawasaki Team GREEN(渡辺一馬/ジョナサン・レイ/レオン・ハスラム)がポールポジションを獲得した。
本来はトップ10トライアルとして1台ずつタイムアタックが行われる予定だったが、台風12号接近に伴う天候悪化も懸念され、急きょ40分間の計時予選に変更となった。しかし、鈴鹿サーキットはまだ台風の影響が及んでおらず昨日同様に晴天に恵まれ、ドライコンディションで行われた。
台風12号接近に備え、トップ10トライアル、前夜祭などの予定が変更
ただ、トップ10予選前のフリー走行でハプニングが発生した。#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行がS字で転倒したのだ。最初は自力で立ち上がれず怪我などが心配されたが、セッション終盤に再びバイクに乗り込みコースインを果たした。しかし、トップ10予選は出走することはなく、マイケル・ファン・デル・マークとアレックス・ロウズがタイムアタックを担当した。
40分の計時予選が始まり、各チームとも早速1回目のアタックを開始。まずトップタイムを記録したのは#12 ヨシムラ スズキ MOTULのブラッドリー・レイ。2分06秒650をマークした。その後#12 ヨシムラ スズキ MOTULは津田拓也に交代するが、シケインで転倒を喫してしまいバイクを破損。セッション後半は思うようにタイムアタックができなかった。
この#12 ヨシムラ スズキ MOTULのタイムを更新したのは#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMのファン・デル・マーク。2分06秒471をマークするが、直後に#11 Kawasaki Team GREENのレオン・ハスラムが2分05秒984でトップに浮上。昨日のジョナサン・レイに続いて2度目の2分05秒台を記録したラップとなった。
開始20分を迎えたあたりで、各チームともピットインしライダーを交代。#11 Kawasaki Team GREENはジョナサン・レイが乗り込んだ。最初は中古タイヤでチェックラップを行い、すぐにピットに戻ると新品タイヤを導入し、ピットを後にした。
昨日のタイムを上回ることはできなかったが、2分05秒722でハスラムが出したチームベストを更新。直後にピットインしリアタイヤのみ新品タイヤに交換すると、さらにベストタイムを更新し2分05秒403を叩き出した。
さすがに昨日自身が記録した2分05秒168には届かなかったものの、2番手以下に0.7秒もの大差をつけ、#11 Kawasaki Team GREENがポールポジションを獲得。カワサキのチームが鈴鹿8耐でポールポジションを獲得したのは23年ぶりとなり、グランドスタンドに詰めかけたカワサキファンも大賑わいとなっていた。
2番手には#33 RedBull Honda with 日本郵便。中上貴晶が2分06秒127をマークしたが、セッション後は2分05秒台に届かず悔しい表情を見せていた。3番手には#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMが続いた。
【2018鈴鹿8耐 トップ10予選結果】
1.#11 Kawasaki Team GREEN(2分05秒403)
2.#33 RedBull Honda with 日本郵便(2分06秒127)
3.#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(2分06秒170)
4.#634 MuSASHi RT HARC PRO.Honda(2分06秒177)
5.#12 ヨシムラ スズキ MOTUL(2分06秒642)
6.#95 S-PULSE DREAM RACING IAI(2分06秒756)
7.#090 auテルル MotoUP RT(2分07秒246)
8.#7 YART YAMAHA(2分07秒387)
9.#19 KYB MORIWAKI MOTUL RACING(2分08秒128)
10.#79 Team SuP Dream Honda(2分08秒200)
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