7月初旬に国内でのシェイクダウンが行われた2019年から導入予定のスーパーフォーミュラ次期マシン「SF19」。その本格的な開発テストが7月31日(火)と8月1日(水)の2日間、富士スピードウェイで行われる。
スーパーフォーミュラの次期マシンとしてダラーラ社が製作し、7月4日に富士スピードウェイで国内初走行を果たしたSF19。F1の2016年安全基準を遵守して製作されたマシンで、現在のフォーミュラカーのトレンドである低いノーズや各部に細かな空力パーツが付け加えられているのが印象的な1台に仕上がっている。
ダラーラ、SF19を解説「フロア側でダウンフォースを稼ぐデザイン」
前回のシェイクダウンテストではホンダの開発車両のみの参加で、ウエットコンディションの中で野尻智紀がステアリングを握った。今回のテストからトヨタエンジン搭載の開発車両も参加し、ホンダの車両は山本尚貴(TEAM MUGEN)、トヨタの車両は石浦宏明と国本雄資のJMS P.MU/CERUMO・INGINGの2人がそれぞれ担当する。
また今回のテストでは、コックピット保護デバイスであるハロを装着しての視界確認テストも実施されるとのこと。1日目はホンダの車両、2日目はトヨタの車両に取り付けられることになるという。
すでにF1やFIA F2などで導入されているハロ。早くも安全性確保のために世界的にも導入していこうという動きや風潮が高まっている。しかし、スーパーフォーミュラが開催される日本国内のサーキットは丘陵地帯にできた“オールドコース”が大半で、ドライバーの目線から高いところ(丘の上など)にマーシャルポストがあるケースが多く、ハロを装着することによって、マーシャルポストでのフラッグが確認できないという懸念もあり、JRP側としては今シーズン行うメーカーテストの中で、何度かハロ装着テストを行い、ドライバーから意見を集めた上で導入への最終判断を決めていく方針のようだ。
今回のテストもサーキットへの入場料で一般観覧が可能。ハロが装着される最初の機会となるだけでなく、前回のシェイクダウンテストはドライコンディションで本格的に走れた時間はわずかだっただけに、今回はどんなタイムが記録されるのか……今まで以上に注目が集まる2日間ともなりそうだ。
SF19富士スピードウェイ開発テスト:タイムスケジュール
【7月31日(火)】
9時00分~11時00分、13時00分~14時00分、15時00分~16時00分
【8月1日(水)】
9時00分~12時00分、13時00分~14時00分、17時30分~18時30分
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