ヤマハのマーベリック・ビニャーレスは、ヤマハのバイクはかなりのパワーがあるものの、その出力特性を電子制御でコントロールできていないと明かし、それを制御できれば再び優勝することができると考えている。
ビニャーレスは、ザクセンリンクで先週末に開催されたドイツGPで3位を獲得。チームメイトのバレンティーノ・ロッシとともに表彰台に上がったが、レプソル・ホンダのマルク・マルケスを追い詰めることはできなかった。
ザクセンリンク”9連勝”のマルケス「ドゥカティの追い上げを予想していた」一方ロレンソらはタイヤの性能劣化に苦戦/MotoGPドイツGP
レース序盤、ビニャーレスはグリップ不足に苦しんだものの、終盤に追い上げを開始。最終的にダニーロ・ペトルッチ(プラマック・ドゥカティ)を交わし、表彰台最後のポジションを手に入れた。
ビニャーレスは、30周のレースの折り返し時点の方が、スタート時よりもグリップを感じたと明かし、今の電子制御パッケージでは、リヤがスライドする傾向にあると話した。電子制御の改善は、チームメイトであるロッシも再三に渡って要求しているエリアだ。
「本当の問題は、最初の数ラップでグリップが大きく欠けていることだ」とビニャーレスは語った。
「スタート時に、中古のタイヤを使っているように感じた。バイクがかなりスライドしたんだ」
「新しいタイヤを使った最初のラップよりも、16周目の方がグリップが高いように感じた。昨年僕が優勝した3レース以外、ずっとそうなんだ。おそらく、僕は(リヤタイヤの接地感を良くするため)何キロか太らないといけないかもね!」
「結局のところ、僕たちはバイクを良くすることができていない。僕たちはかなりのパワーを持っているんだけど、その出力特性が攻撃的なんだ。そのせいで、リヤタイヤが大きくスライドしてしまう」
「僕は、ライディングスタイルを改善しようとしている。なぜなら、もし電子制御が改善されなかった場合、自分自身で違いを作らなくちゃいけないからだ。僕はそれに焦点を置いている」
ビニャーレスはヤマハがまだドゥカティに遅れをとっていると感じているが、ザクセンリンクでは彼らがタイヤの性能劣化に苦しめられたことから、恩恵を得ることができたとコメントした。
ドゥカティ・ファクトリーチームのホルヘ・ロレンソはレース序盤をリードしたものの、リヤタイヤの劣化に苦しみ最終的に6位フィニッシュ。チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾも7位となっている。
「我々はまだドゥカティとは遠い。だから、(ドゥカティよりも前でレースを終えたのは)トラックの問題だと思う」とビニャーレスは述べた。
「ドゥカティと比べると、最終コーナーの出口でかなりのタイムを失っているんだ」
「だけど僕たちは、たとえ何かが足りないとしても、週末を通じて改善するために素晴らしい努力をしてきた。最初の10周のペースを改善できれば、マルクと戦う準備が整うことになる」
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