今シーズン限りでのレプソル・ホンダ離脱が決まっていたダニ・ペドロサは、今後の計画について決断を下したと声明で明かし、来週末のザクセンリンクで開催されるドイツGP木曜日に開かれる記者会見で、その計画を発表する予定だという。
ペドロサは、ペトロナスが支援する新しいヤマハのサテライトチームに加わり、2019年もMotoGP参戦を続けるのではないかと見られているが、引退も彼にとっては十分にあり得る選択肢だと考えられている。
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32歳の彼は、2001年に125ccクラスに参戦し世界選手権デビューを飾った。今季はそのデビューイヤー以来最悪と言ってもいいほどのシーズン序盤を過ごしている。
今季8戦を終えて、獲得したポイントは41。チームメイトのマルク・マルケスよりも99ポイント少ない。ル・マンとバルセロナでの5位フィニッシュがこれまでのベストリザルトであり、先週末のオランダGPでは15位に終わった。
先月、ペドロサがチームを離脱することが発表されたが、その翌日にはホルヘ・ロレンソ(現ドゥカティ)がその後任となることが発表された。ロレンソは、発表直前のイタリアGPでドゥカティ移籍後初勝利を挙げたばかりだった。
「僕はついに、自分の将来について決断を下した」
短い声明を出したペドロサは、そう述べた。
「僕はそれを自分の口から、そしてみんなに同時にお知らせできるようにしたい」
「だから、ザクセンリンクでそれをアナウンスするための記者会見を開く。そこで計画を明かすという僕の決断が、リスペクトされることを願っている」
ペドロサは以前、自身の将来が不確実であることが、トラック上でのパフォーマンスに影響を及ぼしていると認めていた。一方チームメイトのマルケスは、ペドロサの不振がモチベーションの欠如からきているわけではないと主張している。
なお、ペドロサの加入が噂されるヤマハの新たなサテライトチームには、フランコ・モルビデリ(現マルクVDSホンダ)も起用されると見られている。ペドロサがMotoGPから引退するという決断を下した場合、モルビデリのチームメイトが空席となり、他のライダーに予期せぬチャンスが生まれることになる。
アンヘル・ニエト(アスパー)のアルバロ・バウティスタは、MotoGPに残留できるかどうかはペドロサの決断に左右される可能性が高いと述べている。また、ヨハン・ザルコのKTM加入によってシートを失ったブラッドリー・スミスも同様にチャンスを伺っている。
しかしながら、モルビデリと同じくバレンティーノ・ロッシの主宰するライダー・アカデミー出身で、Moto2クラスで優勝した経験もあるロレンツォ・バルダッサーリが昇格する可能性もある。
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