タイ・ブリーラムで行われた2018スーパーGT第4戦。予選11番手スタートとなった#6 WAKO’S 4CR LC500は第1スティントでフェリックス・ローゼンクヴィストが怒涛の追い上げをみせ2番手に浮上。レース後半も大嶋和也が積極かつ着実な走りを見せ、チームにとって今季初表彰台を獲得した。
今シーズンからスーパーGTにレギュラー参戦しているローゼンクヴィスト。第3戦鈴鹿はフォーミュラEと日程重複していたため欠場したが、開幕戦岡山、第2戦富士ともにルーキーイヤーとは思えない安定した走りを披露し注目を集めていた。
「スーパーGTは新しく覚えることが多いから、レースをしながら学んでいっている状態だ。でも(第2戦の)富士を終えてから自信を持ってGT500のクルマをドライブできるようになった。前回の鈴鹿は僕は欠場だったが、6号車としてはペナルティもあり良いリザルトを残せなかった。チャンピオンシップのことを考えると、今回は多くのポイントを稼ぎたい」
そう、レース前に語っていたローゼンクヴィスト。予選ではQ1を担当するもウエットからドライに変わる難しいコンディションで十分にポテンシャルを発揮することができず、まさかの11番手と後方に下がってしまうが、決勝では初めてチャーン・インターナショナル・サーキットでレースをするとは思えないほどアグレッシブな走りをみせ、2番手まで浮上。トップの#39 DENSO KOBELCO SARD LC500の背後まで追いついたところで大嶋にバトンを渡した。後半は一時3番手に下がったものの、最終的には2位でチェッカーを受けた。
「予選Q1の最初は速さを見せられたけど、終盤にドライコンディションになっていって、不運な形になってしまった。でも、これがレースだし気にせず決勝に臨んだ。今回はとにかく11番手から2番手にポジションを上げることができたということが大きかったし、良いペースで走れて良かった」
「(第1スティントでのバトルは)すごく楽しかった。みんなクリーンに戦ってくれて接触もなかった。クルマの動きもすごく良くて、うまく隙をついて順位を上げていくことができた。楽しいスティントだった」とローゼンクヴィスト。
今季はフォーミュラEにも並行して参戦しているローゼンクヴィストだが、今年1月の第3戦モロッコを制して以来、表彰台から遠ざかっている。速さ毎回見せるものの、マシントラブルやアクシデントなど不運で悔しいレースが続いていたのだ。それだけに、今回表彰台に戻ってこられたことが何より嬉しかったという。
「今回は初めて走るコースだったけど、表彰台も獲得できたし大量得点を手にすることができて嬉しい。あとは僕自身、他のカテゴリーも含めてしばらくポディウムから遠ざかっていたから、ここ(ポディウム)に戻ってこられたことが本当に嬉しい」
これで#6 WAKO’S 4CR LC500の大嶋/ローゼンクヴィスト組は29ポイントでランキング4位に浮上。次回の第5戦富士は燃料リストリクター制限も課せられるため厳しい戦いが予想されるが、ローゼンクヴィストはチャンピオン争いを意識して後半戦もポイントを重ねていきたいと語った。
「前回(第2戦)の時も、僕たちのクルマは調子が良かったと思う。富士は(レクサス勢にとって)ホームコースだし、何としても良い結果がほしい。今回同様に表彰台を目指して全力でトライしていきたい。チャンピオンシップでも良い位置につけているから、この調子で後半戦も戦って行きたい」
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