この数週間、フェラーリがレギュレーションで許された以上の電気エネルギーを使い、それによってアドバンテージを得ているのではないかという噂がある。FIAはこれについて調査を行い、現時点では問題は報告されていないものの、噂は依然として根強く残っている。しかしながらレッドブルとメルセデスは、このFIAの調査結果について、信頼していると語る。
レギュレーションでは、MGU-Kの最大出力は120kWと規定されている。また、エナジーストアからMGU-Kに供給できるエネルギー量は、1周あたり4MJまでと定められている。しかしながらフェラーリは、ふたつのエナジーストアから許可された以上のエネルギーを、FIA供給のセンサーによって捕捉されることなく使用できるようになっているのではないかという疑いが持たれている。
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フェラーリのシステムは、アゼルバイジャンとスペインでFIAのチェックを受けた。しかし今週末のフェラーリは新しいソフトウエアを使い、FIAも追加のハードウエアを用いて改めてマシンをチェックしているという。これにより、噂は拡大傾向にある。
これについてレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表とメルセデスのトト・ウルフ代表に尋ねると、FIAがこの問題の対処に成功していると信じていると語った。
「噂は確かにある」
そうホーナー代表は語った。
「FIAには、グランプリの週末に行われる車検で、レギュレーションに準拠していることを確認するためにクルマを管理し見ることができる、すべての能力があると、私は確信している」
「もちろん、それ(レギュレーションに合ったマシンを用意し、走らせること)を確実に行うのは、チームの義務だ。その問題を指摘するのは、FIAがおそらく最適な立場にあると思う」
またウルフ代表は、次のように語った。
「法的な問題は、定期的に取り沙汰されるものだ。その中のいくつかは、議論の余地がある」
「チームが何をしているのかをチェックするのは、FIAの日常業務である。そしてチームがレギュレーションを遵守するのは義務であり、それは今も行われていることだ」
「シャシーやエンジンにどんな問題が起きたとしても、FIAはそれをコントロールできるということに、私は大いに自信を持っている」
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