ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、金曜日のフリー走行を終えて、コース特性のおかげでバイクの問題が表面化しなかったと語った。
前戦スペインGPでは、ヤマハのバイクはグリップを得ることができずに苦戦し、ロッシは9位でレースを終えた。その後ヤマハはムジェロでテストを行ったが、フランスGPに向けて不安が増しただけだったとロッシは語っていた。
MotoGPフランス初日:マルケス&ドヴィツィオーゾがトップ2を分け合う
しかし彼はフランスGPの金曜日をトップから0.075秒差の3番手で終え、パフォーマンスは予想以上にポジティブなものだったと語った。
「へレスでは、僕たちが苦戦するとわかっていた。(ムジェロでの)テストでもとても遅かったから非常に心配していたし、ル・マンに向けても不安だった」
「だけどここではバイクがよく機能したし、M1(ヤマハのバイク)はル・マンのレイアウトに適していると思う。ここはアスファルトも良いし、大いにグリップもある。晴れていたけどとても暑いというわけではなかった。僕たちにとってはパーフェクトなコンディションだ」
「ユーズドタイヤに関してはそれほど問題はない。良いリズムをつかめたし、レースに向けてはそれが重要だ。まだ金曜日だけど、ヘレスと比べてとても楽しめている」
ロッシは、なぜ”理論上はヤマハに適していない”ル・マンで速さを発揮できたのか、その理由は完全にはわかっていないと話したが、このコースレイアウトによってバイクの抱えている電子制御の問題が覆い隠されているのではないかと考えている。
「僕たちは完全には(その理由が)わかっていないから、それを話すのは難しい」
「たくさんの問題を抱えていたヘレスからここに来て、同じバイクに乗ったのに大丈夫だった。バイクとタイヤとトラックが合わさって、機能したんだろう」
「伝統的に、ここのトラックではホイールスピンが起きにくい。というのも、コーナーが短く、グリップが得られる路面だからだ」
「このふたつの要素が働くと、電子制御はそれほど重要ではなくなる。だから僕たちはあまり苦戦しなかった」
チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは、昨年はここで優勝を挙げている。だが彼は、昨年と同様の自信を感じることができなかったと認めた。
「確かに今日は昨年ほどの自信を持てなかった。なぜなら昨シーズンは(フランスGPの)前のレースで良いリズムを掴んでここに来ることができたので、バイクにも最大限の自信を持てていたんだ」
「バイクはよく動いてくれた。今朝(FP1)は、昨年のレースペースを保つことができた」
「午後(FP2)は違うことを試したけど、それは僕の好みではないことが分かった。それらを変更するためにガレージで時間を無駄にしてしまった」
「ル・マンでは全体的に少し改善することができていると思う。今はトラックに合わせてより良いセットアップをしなければならない。ヘレスは厳しいトラックだたけど、ここでは明日(土曜日)に向けてまだ改善の余地があるはずだ」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?