2018年のニュルブルクリンク24時間レースは、ポルシェの912号車マンタイ・レーシング(フレデリック・マコヴィッキィ/ニック・タンディ/リチャード・リエッツ/パトリック・ピレ)が総合優勝を飾った。
ポルシェがニュルブルクリンク24時間レースで前回勝利したのは2011年。今回の優勝により、マニュファクチャラーとして12回目の優勝を飾った。また今回912号車をドライブした4人にとっては初優勝だ。
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912号車は最初のスティントでスローパンクチャーに見舞われた一方、姉妹車の911号車(ケビン・エストレ/ローレンス・バンスール/アール・バンバー/ロマン・デュマ)はレース序盤をリードしていた。しかしスタートから14時間が経過したところでデュマがクラッシュし、リタイア。そこからは912号車と4号車ブラック・ファルコン・メルセデスAMG-GT3がバトルを繰り広げた。
明け方に雨が降り始めて以降、何度も首位が入れ替わった。しかし912号車が速度違反により3分のタイムペナルティを科されるなど、状況は4号車に味方した。
だが残り時間が3時間となったところで霧が悪化してレースが中断。これにより4号車の持っていた5分のリードが消滅した。この後の優勝争いは、912号車と4号車による、90分間のスプリントレースとなった。
レース再開後、4号車はスピンを喫してしまい912号車の逆転を許す。4号車は戦列に復帰し912号車の後ろに戻ったが、最終的には912号車がトップチェッカー、4号車はそこから26秒後方でレースを終えた。
3位には5号車ブラック・ファルコン・メルセデスAMG-GT3(トーマス・イェーガー/ルカ・シュトルツ/イェルマー・ブールマン/ヤン・セイファース)が入った。5号車はリスタート後にスピンをして表彰台を逃す可能性もあったが、6号車ブラック・ファルコン・メルセデスAMG-GT3や7号車アストン・マーティン・ヴァンテージGT3との争いを制して見事表彰台を獲得した。4位に7号車、5位に6号車という結果となっている。
6位に1号車ランド・モータースポーツのR8 LMS、7位に3号車フェニックス・アウディとアウディ勢が入賞。BMWは101号車ロウ・レーシングM6 GT3が冷却トラブルとドライブ・バイ・ワイヤにトラブルを抱えて夜明け前にリタイア、姉妹車の102号車は4周遅れの13位でレースを終えた。
日本勢は、90号車スバルWRX STI(カルロ・ヴァンダム/山内英輝/ティム・シュリック/井口卓人)がSP3Tクラス優勝(総合62位)、42号車NOVEL Racing Lexus RCF(ドミニク・ファーンバッハー/マリオ・ファーンバッハー/吉本大樹/佐々木孝太)はSP8Tクラス2位(総合45位)、56号車TOYOTA GAZOO Racing(松井孝充/土屋武士/中山雄一/蒲生尚弥)は総合96位だった。
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