トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、過去2戦トロロッソが苦戦した理由はホンダのパワーユニット(PU)だけが原因なのではなく、シャシーにも問題があると語った。
バーレーンGPでは、トロロッソとホンダがタッグを組んでわずか2戦目にして、ガスリーは4位に入賞するという活躍を見せた。しかし続く中国GP、アゼルバイジャンGPでは同様のパフォーマンスを発揮することができず、この2戦は後方での苦戦が続いた。
ガスリー「バルセロナはこれまでに何千周も走った。大切なのは予選!」/F1スペインGP
ガスリーは、チームはまだスランプに陥った原因を理解できていないと明かしたが、ホンダのパワーユニットだけが問題の原因ではないと認めた。
「本当に難しい。この2週間は、パフォーマンス面では本当に厳しかった」とガスリーは話した。
「中国にはシーズンの中でも最長のストレートのひとつがあるということはわかっていたし、バクーもそうだった」
「シャシーに関しても、僕たちにはそれほど競争力はなかった。ブレーキング中の競争力はありそうだったけど、全てのトラクションが弱まっていった」
「どうすればもっと競争力を持てるのか、よくバランスとれたマシンになるのか、僕にもわからない。それからポテンシャルに関しても、どうすれば次のサーキットに行ってすぐに大きなデルタ(タイム差)を築くことができるかもわからないんだ」
またチームメイトのブレンドン・ハートレーも、どうしてトロロッソが苦戦しているのか理解できていないと話した。
「僕もわからないし、それを知りたい」
「明確なのは、どうして僕たちがバーレーンであれほど速かったのか、ということだ。ピエールは結果を出した。僕もバーレーンではペースがあったけど、結果を出すことはできなかった」
「今のところその答えはわかっていない。チームはそれを理解しようとし続けるだろう。だけど、もう数週間も前のことだ」
アゼルバイジャンGPを終えた後、ガスリーは、パワーユニットのエネルギーマネージメントが”非常に難しい”と語っていた。
またホンダのF1テクニカルディレクターである田辺豊治氏は、パフォーマンス不足を補うための解決策を見つける方法があると述べた。
「我々はまた厳しい週末を過ごしました」と田辺氏は話した。
「予選ペースに関して、特にガスリーのマシンは、おそらくそれほど悪くありませんでした。しかしアクシデントにより順位は悪かったのです。(アゼルバイジャンGPの)レース中のペースは十分なものではありませんでした。我々はこれを分析しなければなりません」
「データを分析し、何が起きていたのかを明らかにする必要があります。レース中はたくさん追い抜かれました。エネルギーのマネージメントとパワーユニットのパフォーマンスについても、分析しなければいけません」
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