鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラ開幕戦の決勝レース。2番グリッドからスタートした福住仁嶺(TEAM MUGEN)だったが、32周目に電気系のトラブルが発生。デビュー戦は悔しいリタイアとなった。
初めてのスーパーフォーミュラではあったが、いきなり2番グリッドを獲得し注目を集めた福住。スタートもまずまずのダッシュを決め、2番手を死守。その後、2ストップ作戦でペースが速かった塚越広大(REAL RACING)の先行を許すも、中盤まで3番手をキープしていた。
接戦でのフィニッシュだった山本尚貴「残り2~3周は余裕なかった」
「初めてのスーパーフォーミュラのスタートでしたけど、割と落ち着いてできたと思うし、山本選手もスタートが良かったので、2人でワンツーでいけたのは良かったです。ただ、最初の方はバランスは悪くないんですけど、僕の場合はちょっとペースが上がらなかったです。でも、燃料が軽くなってからクルマのペースが良くなってきたところでピットインしました」
そう、レース前半を振り返った福住。ところが31周目にピットストップを終えた直後にシフトチェンジができないトラブルが発生。無念のリタイアを余儀なくされた。
「ピットアウトしてヘアピンに差し掛かった時に、トラブルが出ました。シフトダウンができないのもありましたが、それ以前にクラッチも繋がったり繋がらなかったりして、何もできなかったです。ステアリングの中の接続部分のトラブルだったみたいです。そんなのはチームも分からないし、ドライバーも分からないし、単純にトラブルだと思うので仕方ないです」
スロー走行でピットに戻ってくる際、悔しさのあまりステアリングを叩いていた福住。やはりデビュー戦で良いレース運びをできていただけに、悔しさも倍増だったようだ。
「せっかく、ここまで頑張って走ってきて、多少ペースは上がらなかったにしろ、表彰台の可能性は十分にありました。今回は山本選手に完敗でしたけど、初めて(のスーパーフォーミュラ)なりに頑張れたところもありましたが、そういうところでのトラブルだったの……仕方ないです」
先日のFIA F2のバーレーン戦でもDRSのトラブルに見舞われ、思うようなレースができなかった福住。2大会続けての不運なトラブルとなってしまったが、また気持ちを切り替えて次のレースに臨んでいくと語った。
「F2でもレース1はトラブルでまともに走れなかっり、こっちもトラブルが出たりして、試練の年なのかなと思ったりしますが……気持ちを切り替えて、また頑張ります」
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