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モーターショー 2019.2.14

オヤジ感涙の往年モデル復活?ダイハツが「赤・黒・金」配色にこだわる理由

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イベント限定で3年前から始めたカラーリング

 2月9日から11日に大阪市インテックス大阪で開催されている大阪オートメッセ2019のダイハツ工業ブースでは、3台のミラトコットをベースにしたカスタマイズ仕様車を展示。そのうちの2台は女性向けだったが、もう1台は1980年代に一世を風靡した同社のホットハッチ『シャレード・デ・トマソ』を彷彿させるレッドとブラックの2トーンボディにゴールドのホイールという組み合わせ。モーターショーのたびにダイハツがコンセプトカーに使用する、この赤/黒/金という組み合わせにはどんな「想い」が込められているのだろうか?

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 ボディカラーが赤と黒の2トーンカラーに金のホイールをあわせるスポーティな仕様のコンセプトモデルは「トコットSPORZA Ver.」。

 エクステリアはLEDデイライト付きのオリジナルフロントバンパー、サイドストーンガード、ドアミラーカバー、リアバンパー、ルーフエンドスポイラー、ブラックインナーヘッドランプ、スポーツマフラーなどを装備。ローダウンサスペンションキットで下げた車高にワーク製16インチホイールを組み合わせる。

 インテリアも外装色にあった赤と黒のシートや加飾パネルを装備。MOMO製ステアリングなども付くという仕様だが、40歳後半からの世代にとって、とくにエクステリアの赤/黒/金の組み合わせは懐かしさを感じるはずだ。

 そう、この配色は「シャレード・デ・トマソ・ターボ」や「ミラTR-XX 」に使われていたダイハツのスポーティ車のイメージカラーだ。

 現在、この配色を標準とする市販モデルはないが、それをあえてショーモデルを選んだことになにかりゆうがあるのだろうか? その点についてダイハツ工業デザイン部の米山さんに伺ってみた。

「シャレード・デ・トマソ・ターボやミラTRーXXで赤黒金の配色をダイハツのスポーティ色のようなイメージでメイン訴求をしていました。ただ、現在、ダイハツとしてはメーカーとしてモータースポーツ活動を行っていないし、社内にスポーツ系の部署もありません」と米山さん。

「しかし、過去にはラリーやレースでダイハツのクルマが活躍していた時期もあり、そんなイメージをいまでも持ってくださっているお客様もいらっしゃいます。それに若いお客様にもダイハツ車での走る楽しみを知っていただきたいという思いから、3年前に赤黒ボディカラーに金色ホイールという組み合わせのコンセプトモデルを大きなイベントで展示させていただいています」とのこと。

 その赤黒シリーズは2017年はキャンバス、トール、ブーン、コペンで披露。2018年はトールカスタム、ミライース、コペンの3台。そして2019年はミラトコットとなっている。なお、話題のGRコペンだが、トヨタのGR車は白をイメージカラーにすることが多いが、ダイハツはスポーティ色である赤だ。ちなみにこの色はミラトコットの赤黒で使っている赤と同じということだ。

 そんな感じでダイハツ車においてスポーティな面を訴える赤黒カラーだが、ダイハツの社内になかにはショーモデルではなく市販車としてもっとスポーティなモデルを出していきたいと思う人は多いそうだ。

 とはいえ作りたいからといって作れるものではない。だからこそショーでスポーティなコンセプトモデルを展示し、それを見てくれた来場者に「いいね」と言ってもらう。その言葉がダイハツにとって大きな勇気になり、将来へつながる……ということだ。 

 実際に2017年に展示したブーンの評判の良さを受けてこのクルマをイメージしたエアロキットが市販されるなど、応援してくれる声は可能性を生む力があるのだ。

 米山さんに話を伺ったのは開期2日目の夕方、すでに大勢の来場者がダイハツブースを訪れていたので、実際に赤黒カスタムの反響はどうか?も聞いたところ、やはり40歳以上の年代から「懐かしい」「また出さないのか?」などの声をもらったとのこと。それに若い人もスマホでたくさん写真を撮っていてくれたという。

 大阪オートメッセやオートサロンはクルマが大好きな人が集まるイベントである。ここに訪れる人の声はダイハツ以外のメーカーも当然、重視している。だからこそ、ダイハツの赤黒シリーズのようなメーカーからのメッセージが込められたような展示車を見かけたら、現場にいるメーカーの人間に「いいね」と一言かけてほしいのだ。

 スポーティなクルマはたしかに減っているが、自動車メーカーは「作らない」と言っているわけではない。スポーティなクルマが増えるためにはそれを推す声も少なからず必要で、ショー会場での「いいね」の声がけはユーザーの声がメーカーに直に届く即効薬のようなもの。

 今後も大阪オートメッセなど自動車メーカーが参加するショーは開催されるので、そこで気になるクルマを見かけたら「いいね」とぜひ声をかけていただきたい。

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(Auto Messe Web 『Auto Messe Web編集部』)

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