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シトロエン、パリモーターショー2018で新コンセプトカー「C5エアクロスSUVハイブリッドコンセプト」など発表

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シトロエン、パリモーターショー2018で新コンセプトカー「C5エアクロスSUVハイブリッドコンセプト」など発表

シトロエンは、2018年10月4日(現地時間)から開催されているパリモーターショーにおいて、ブランドシグネチャーである”Inspired by You”に基づいた一連のスタイルを強調するプレゼンテーションを行う。

今回のプレゼンテーションでは、以下の点について発表される。
・2年以内に6つの新モデルをリリース。その第一弾としての世界初公開モデル「C5 Aircross SUV(C5エアクロスSUV)」を発表。

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・主要マーケットにおいて、パワーユニットの選択肢としてすべての車種に対してPHEV、BEVを含む電動化オプションを提供していく。そのための最初のステージとして「C5 Aircross SUV Hybrid Concept(C5エアクロスSUVハイブリッドコンセプト)」を世界初公開。
・2019年に100周年を迎えるにあたり、伝説的名車「2CV」の70周年と、フランスのデザイナー、ジャン・シャルル・ド・カステルバジャックおよびELLE、サーフウェアの世界的ブランドRip Curlとのコラボレーションを行う。
・ショールーム“La Maison Citroën”や、ウェブサービス“Citroën Advisor”や関連グッズ“SeeTroën glasses”などを含む、常にイノベーティブなブランドとして、そしてフレンドリーでリラックスしたカスタマーエクスペリエンスを提供する場を創造していく
 

力強く、モダンで、一貫したプロダクト

シトロエンは、ブランドシグネチャーの”Inspired by You”のコンセプトをさらに強く推進し、100%刷新した新しいプロダクトレンジを展開するとしており、今後2年以内に欧州市場で6つの新型車を投入予定だ。
SUVレンジにおいては、世界初公開となる「C5 Aircross SUV」に加えて、デビュー以来10万台のセールスを記録した「C3 Aircross SUV(C3エアクロスSUV)」が展開されていく。


 

C5 Aircross SUV:“コンフォートクラス”SUVのワールドプレミア


「C5 Aircross SUV」は、エネルギッシュで、並外れた、そしてきわめて個性的なテイストを備えている。衝撃からボディを保護する独自技術「Airbump」や、720mm径のホイールと230mmの地上高、そして目を引くルーフバーが、機能と力強さをグラフィカルに表現している。
インテリアは、水平のラインを強調したダッシュボードとワイドなセンターコンソール。それらを形作る優しげな素材感と包み込むようなシート、そして高いシートポジションは、路面把握性に優れ、快適かつ安全な運転環境を提供する。

また、他の最新モデルと同様、幅広いカスタムプログラムが用意されており、7色のボディカラー、ブラックのツートーンルーフ、フロントバンパーとサイドのAirbump、ルーフバーのカラーインサートの組み合わせを選べる3つのカラーパッケージが用意され、30もの外装の組み合わせが可能となっている。さらに、インテリアは5つのアンビエンスを選ぶことができ、時代性を備えた“カジュアルシック”スタイルを楽しめる。
「C5 Aircross SUV」は快適性とインテリアスペースに関しても突出したSUVに仕上がっており、その秘密はふたつのイノベーション~Progressive Hydraulic Cushions(PHC)とAdvanced Comfortシート~にある。これらは路面の不整を飲み込み、極めて快適な移動の体験をもたらします。また、これまでのシトロエンのMPVでの知見を活かした独自のシートアレンジが可能な設計となっており、3名分のリアシートはそれぞれ独立してスライド、折畳み、リクライニングをすることができる。また、クラス最高の580~720リットルのトランクスペースを持っている。
また、12.3インチのTFTデジタルインスツルメントパネルと8インチのタッチスクリーンを搭載。20もの最新世代のドライバー支援システムを備えており、ここには高速道路でのドライバーアシストを含めたレベル2の運転支援システムが含まれている。一部にはワイヤレススマートフォン充電やConnectedCam Citroënも用意された。
パワーユニットは燃費性能とハイパフォーマンスを高い次元で両立させたガソリンエンジンとディーゼルエンジンを用意。130HPから180HPまでの展開となり電子制御8速オートマチックEAT8との組み合わせとなる。

ハッチバックレンジにおいては、「C4 Cactus hatchback」が革新的なサスペンションProgressive Hydraulic Cushions(PHC)を備え、40万台ものセールスを記録しているC3に迫る勢いで評価を集めてる。また、このC3に関しては限定仕様として「C3 JCC+」が「C1 Urban Ride」とともに世界初公開となる。


ファミリーレンジにおいては、第三世代の「New Berlingo leisure activity vehicle」のMバージョンとXLバージョン、さらに「Grand C4 Space TourerとSpaceTourer MPV」のラインナップが、投入される。
 

C5 Aircross SUV Hybrid Concept:モビリティのエネルギーシフトの主要プレイヤーとなるブランドを世界初公開


コンセプトカー「C5 Aircross SUV Hybrid Concept」は、「C5 Aircross SUV」に充電可能なハイブリッドバージョンだ。シトロエン初のPHEVモデルであるコンセプトカーは、シトロエンが展開する商品に対し2023年までに80%、2025年までに100%の商品レンジで何らかの電動化の選択肢を提供するという目標を掲げるCore Mdodel Strategyによるものだ。

「C5 Aircross SUV Hybrid Concept」は、シトロエンの快適性に新しい体験をもたらすものとして企画された。シームレスでスムースで静かなドライビングエクスペリエンスを提供するエレクトリックモード(ZEV)は、「New C5 Aircross SUV」のファーストクラスコンフォートをさらに高次元に引き上げる。
エレクトリックモードでは最高速135km/hまで対応し、日常的に約50kmの距離をゼロエミッションで走ることが可能。長距離走行での内燃機関による快適性と、総合的なランニングコストの低減を実現する。180HPのPureTechガソリンエンジンと80kW/337Nmのエレクトリックエンジン(モーター)がレスポンス良いトルクを産み出し、ハイブリッド用8速オートマチックギアボックスe-EAT8を介して路面にパワーを伝え、トータルのシステム出力は225HP。
CO2排出量は、50g/kmとなっており、内燃機関のみのモデルに比べ40%の削減率となる。搭載されるバッテリーは200Vのリチウムイオンバッテリーで13.2kW/hの容量を持ち、14Aの充電設備で充電時間は4~8時間(ソケットの種類による)、32Aの充電設備で2時間。充電は車輌のタッチスクリーンもしくはMyCitroënスマートフォンアプリからプログラミングを選択してのオフピーク充電なども可能だ。

【テクニカルスペック】
・内燃機関:PureTech 180 S&S(ガソリン)
・モーター:80kW(内燃機関とトランスミッションの間に配置)
・モータートルク:337Nm
・トータル出力:225HP(前輪駆動)
・トランスミッション:EAT8(ハイブリッド用)
・バッテリー:200Vリチウムイオンバッテリー13.2kW
・充電時間:2時間(32A)~8時間(スタンダード)
・EV走行:約50km(NEDC)
・CO2排出量:50g/km以下

 
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