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いまクルマ界のファッショントレンドは「差し色」! 「ちょい足し」がオシャレすぎるクルマ5台

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いまクルマ界のファッショントレンドは「差し色」! 「ちょい足し」がオシャレすぎるクルマ5台

 この記事をまとめると

■ファッションの世界ではよく「差し色」という言葉が使われる

商用車マニアは「黒い無塗装」バンパー好き多し! 日本の「おしゃれなデュカト」にこれじゃない感!!

■クルマの世界でも「差し色」を取り入れたボディカラーが存在する

■特別仕様車やオーダーによって取り入れることが可能なスペシャルモデルもある

 差し色がアクセントになったクルマたち

 ファッションを語る際によく出てくる「差し色」という言葉。コーディネートのアクセントとしてピンポイント的に使用する色のことですが、白、黒、グレーといったベーシックカラーのコーディネートに赤やオレンジ、ブルーといった鮮やかな色を入れてあげることで、全体の印象までグッとオシャレ度を上げるするためのもの。

 初級から上級までさまざまな差し色があり、じつはクルマのデザインにも多く取り入れられてきています。最近はトレンドを意識した差し色を使ったクルマもありますので、印象的なモデルをピックアップしてみました。

 まず1台目は、マイナーチェンジしてオシャレ度がさらにアップしたばかりのホンダ・ヴェゼル。一部グレードで選べる「PLaYパッケージ」と「HuNTパッケージ」があり、遊び心を効かせたスタイリングで差し色が効果的に使われています。ファッショントレンドを取り入れ、都会的な洗練された色使いが印象的なのは、「PLaYパッケージ」。

 フロントマスクには赤、ブルー、白のトリコロールがさりげなく差し色として使われており、SUVとしてのアクティブなイメージに遊び心をプラス。サイドにも鮮やかなライトブルー加飾のドアロアーガーニッシュが差し色で入っており、爽やかな上質感を感じさせるスタイリングとなっています。

「PLaYパッケージ」にはブラックルーフとシルバールーフの2タイプのツートーンカラーが揃っているのですが、ちょっとダーク系のボディカラーにも合うし、プレミアムサンライトホワイト・パールのような明るいボディカラーでもオシャレ。若々しい雰囲気にもなるのが素敵ですね。

 さらに、ギア感のあるアクティブなスタイルを強調する「HuNTパッケージ」では、オレンジメタリックのようなカッパー・メタリック塗装のフォグライトガーニッシュ、バンパーロアーガーニッシュが差し色に。こちらはモノトーンのボディカラーでダーク系が多いのですが、パッと鮮やかな差し色のおかげで地味になりすぎず、派手にもなりすぎず、ちょうどいいオシャレ感となっています。

 2台目は、登場したときに「軽自動車なのに、純正なのに、この色をこんなところにもってくるとは!」と驚いた記憶のある、日産デイズ。なにせ、カスタムカーでもないのにルーフにオレンジ色のツートーンカラーが純正で用意されているって、ビックリではないですか? この色はプレミアムサンシャインオレンジといって、サイドミラーも同色に塗られるため遠目からでもすごく印象に残る差し色です。しかも、ルーフの色はほかにオーシャンブルーやブラック、カンジュクカシスにホワイトパールと4色も用意されているから、オシャレですよね。

 また、デイズにはハイウェイスター・アーバンクロムというグレードもあって、フロントグリルがクロームメッキになるのですごく大人っぽいシックな顔つきに。鮮やかな色を使う差し色ではないですが、色を効果的に使って印象をガラリと変える、日産のカラーデザイナーさんたちに脱帽です。

 ちょっと人とは違う雰囲気がたまらない!

 3台目は、輸入車で唯一のフルハイブリッドシステム「E-TECHハイブリッド」の搭載で、メキメキと販売台数を増やしているルノーで差し色が素敵なモデルといえば、ルーテシア・E-TECH ENGINEERED。

 ファッショントレンドのメッカとして世界的にも歴史のあるフランス生まれということで、もともとルノーのモデルはボディカラーの美しさ、日本車にはない色味などで定評がありましたが、このエンジニアードで差し色として使われてるのは、ウォームチタニウムというシックなゴールドのような、なんともいえず先進感と上質感、ちょっとメカっぽい印象を与える色味です。フロントマスクのバンパー上部からフォグランプまわりにあしらわれており、エレガントさも感じさせる差し色となっています。

 聞くところによると、この色味はルノーの電動化戦略の象徴として使われはじめたもので、アルカナのE-TECHエンジニアードにも使われています。

 4台目は、50年以上の歴史を持つミツビシを代表するタフなミニバン、デリカD:5にも差し色が効いた特別仕様車「シャモニー」があります。初めて登場したのは1985年、冬季限定のスキー仕様車となっていた「デリカ・スターワゴン・シャモニー」です。

 ただ、このとこはまだ差し色という観点ではなく、あくまで装備を充実させた特別仕様車としての位置付けだったのですが、だんだんと色による特徴づけが入るようになり、現行モデルのシャモニーは差し色や差し柄(?)で特別感が満載となっています。

 とくに、「シャモニーコンプリートパッケージ」を装備すると、まずボンネット先端にあしらわれるDELICAのエンブレムからして、特別な差し色に。ドアミラーやフェンダー、アルミホイールにも同色の差し色が入り、極め付けはボディサイドのデカール。SUV並みの走破性を誇るデリカD:5を象徴するかのような、シックなカモフラージュ柄が入ります。

 さらにインテリアでも、専用ブラックライトがドア開閉時に点灯すると、フロアマットのカモフラージュ柄とCHAMONIXのロゴが浮かび上がるという遊び心が楽しいですね。

 5台目は、純正なのに200通りものデザインが選べるという驚きのマツダ MAZDA2。こちらはもはや、差し色の宝庫と言っていいでしょう。まずは11色あるボディカラーを選び、ホワイトルーフ、ブラックルーフ、モノトーンを選びます。あとはフロントグリル、ボンネットにデカールを入れるかどうか、サイドミラーやホイールの色、テールゲートスポイラーの有無などを選んで、自分好みの1台に仕上げていくことができるのです。

 どれにしようか、どう組み合わせようかとものすごく悩むはずですが、「なるほど、オレンジ色をこの色に合わせるとこんなにイメージが変わるのか」と自分では思いもよらない発見があるのも面白いところ。こうして完成した1台は、同じ仕様と道ですれ違うことはほぼないといっていいくらい、特別な1台になると思います。

 ということで、ファッション界だけでなくクルマ界でもじわじわと取り入れられている差し色。個性的なカラーリングで、自分を表現したい人にもぴったりですね。

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みんなのコメント

9件
  • 992
    くるまのニュースはオシャ
    そしてCTは○○すぎるが常套句
    頭弱そうだね
  • zvw********
    130型フェアレディZで採用された、マンハッタンカラーが最強
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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