日野の新しい小型EVトラック「デュトロZ EV」はなぜ前輪駆動なのか？

日野が小型EVトラックを開発。あのエルフマイパックに続く前輪駆動モデル

日野は2021年4月15日、ウォークスルーバン型の電気自動車を新たに開発し、2022年初夏に「デュトロZ EV」として市場導入すると発表した。Zは「ズィー」と読み、Zシリーズは日野のゼロエミッション車ブランドという位置づけ。小型トラックの「デュトロ」シリーズの一環としてデュトロの冠を付けている。

eコマースの拡大などで宅配便の利用が高まるなか、配送の現場では、人手不足や荷役作業の身体的負荷、荷物の増加や多様化への対応といった課題が深刻化してきている。

Comments

正確に言うとコレはトラックではなく0.5t積のライトバンでしたが
1960年に日野は「コンマース」というFF商用車を発売していますね。
リアエンジンだった日野ルノーのエンジンを改良して前後逆に載せたクルマ
でしたが、あまり売れなかったのか2年足らずで製造を終えてしまいました。

現在販売中の前輪駆動の小型トラックでは伊フィアットの「デュカート(Ducato)」
があり、こちらも2019年にEV仕様を発表していますね。
デュカートは、FF化によるフラットなシャシーもあってキャンピングカーの
ベース車両としてよく使われていますね。

エルフマイパックが出てくるなんて、さすがドライバー誌！
デタラメな記事ばかり書いてるそこらのweb自動車雑誌とはレベルが違うね。
補足しておくと、いすゞはエルフマイパックを開発するにあたりアルファロメオの＂アルファ-サヴィエム＂と言う車を購入、分解して参考にしており、その車は役目を終えた後、藤沢工場に放置されていたそうです。
で、それを某有名レーシングカーデザイナーの父上が譲り受けたと言う話を聞いて事があります。