王道のGT-R純正ホイールは今でも人気!
ドレスアップの第一歩がホイール交換と言われるのは、純正ホイールがなんとなく野暮ったく、社外品に履き替えることで手っ取り早く個性的でスタイリッシュなクルマに仕上げられるため。
いまや20インチも当たり前! 自動車メーカーが進める大径偏平タイヤ化のメリットとは
そうしたなかで、例外的に他車の純正ホイールなのに「自分のクルマに履かせたい」と思わせる出色の純正ホイールも存在する。その代表といえば、R32GT-Rの純正16インチホイールだろう。
スポーツホイールの王道の5本スポークで、しかも鍛造! R32やR33のタイプMをはじめ、シルビア、180SX、ローレルなどの日産車、さらにはRX-7やチェイサーにまで流用され、当時は盗難も多かった! また17インチになったR33GT-Rの純正ホイールも人気で、ドリ車などへの流用が盛んだった。R34GT-Rの純正ホイールは、R32GT-Rに流用するパターンもよく見られた。
その他、日産系ではフェアレディZ(Z33)の純正18インチホイールを、エルグランド(E52)などに流用するのもひとつの手だ。
トヨタ系では、レクサスRXの純正20インチホイールを、アルファードに流用したり、レクサスISの18インチをクラウンに流用したり、クラウンの純正ホイールをマークXに流用するのも可。
200系クラウンの18インチを、ノアやヴォクシーに流用しても意外に似合う。C-HRのホイールも個性的なので、流用すれば面白いかもしれない。
安全に楽しむにはハブ径の数値にも注目したい
厄介なのは、86&BRZ。スバルならではの5穴&PCD100という特殊性から選択肢が限られるのだが、同じスバルのフォレスターの17インチや、フォレスター純正のBBS、STIバージョンの18インチなどが、個性を出すという意味では狙い目。
もっと手強いのはマツダと三菱。マツダと三菱の5穴のクルマは、ハブ径が67mmと大きいので、66mmの日産車や60mmのトヨタ・レクサスの純正ホイールは流用できない! ハブ径はざっくりいうと、マツダ・三菱>日産>ホンダ>トヨタの順で、自車よりハブ径の大きなホイールは流用できるが、小さなホイールは流用できないので要注意だ。
ちなみにアフターパーツのホイールは、73mm~75mmと大きいハブ径のものが多いので、PCDや、穴数、インセットがマッチすれば、ハブ径は気にしなくても履ける(反面、ハブ径が一致しないとホイールのセンターが出ないので、取り付け精度は落ちる)。
GT-Rの純正ホイールのような人気があるものは例外として、他の純正ホイールは中古ならばわりと安価に手に入るので、上手な組み合わせを見つけられれば、コスパの優れたカスタマイズが楽しめる。
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みんなのコメント
安く出回ってたのか、初代シーマのアルミを他車種に履かせてるのも昔はよく見かけた