現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > たかが軽トラックと侮るな! 「ダイハツ・ハイゼット」「スズキ・キャリイ」「ホンダ・アクティ」独自の個性と魅力とは

ここから本文です

たかが軽トラックと侮るな! 「ダイハツ・ハイゼット」「スズキ・キャリイ」「ホンダ・アクティ」独自の個性と魅力とは

掲載 更新 15
たかが軽トラックと侮るな! 「ダイハツ・ハイゼット」「スズキ・キャリイ」「ホンダ・アクティ」独自の個性と魅力とは

 違いを実感しにくい軽トラックだがそれぞれに特徴がある

 限られたボディサイズと排気量で作られている軽自動車。各社ともその範囲の中で個性を出そうと日夜努力を重ねているのはご存じのとおり。

首都高最速と言われる最強マシンもランクイン! 走りのいい営業車トップ3

 そんな軽自動車のなかでも我々一般人から見ると違いを実感しにくいのが軽トラックではないだろうか。現在、日本国内で新車購入できる軽トラックは、ダイハツ・ハイゼット(OEMはスバル・サンバー、トヨタ・ピクシストラック)、スズキ・キャリイ(OEMは日産NT100クリッパー、マツダ・スクラム、三菱ミニキャブ)、ホンダ・アクティ(OEM供給なし)の3車種となるが、それぞれの特色をチェックしてみよう。

 ダイハツ・ハイゼット

 通算で10代目となるダイハツ・ハイゼットトラック。現行モデルは2014年9月にデビューしており、3車種のなかでは一番新しいモデルとなる。

 2018年5月のマイナーチェンジでは、軽トラックとしては初の衝突被害軽減ブレーキが装着されるなど、安全性にも考慮したモデルとなっている(スズキ・キャリイにも2019年9月の改良で装着された)。

 さらに軽トラックとしては唯一LEDヘッドライトの設定があるモデルでもあり、視認性の面でもほかのトラックの先を行くのがハイゼットと言える。

 また、ボディカラーもオプションカラーを含め8色が用意され、働くクルマながら選ぶ楽しみがあるモデルとも言えそうだ。

 もっともパワフルなのはキャリイ!

 スズキ・キャリイ

 2013年8月に登場した11代目モデルが現行型となるスズキ・キャリイトラック。まったくの余談となるが、車名は”キャリィ“ではなく、”キャリイ“となるのでお間違いなく。

 そんなキャリイは、軽トラックとしては業界初となる56km/hオフセット衝突法規に対応したボディが魅力。また軽量化にも力を入れ、最軽量モデルで680kgという車両重量を実現している(ハイゼットは740kg、アクティは770kg)。

 そして搭載されるエンジンも3車種のなかでは一番パワフルな37kW/63N・mというエンジンを搭載し、軽量なボディと相まって軽快な走りが魅力となっている。

 ホンダ・アクティ

 すでに2021年6月での販売終了が予定されているホンダ・アクティ。現行モデルは2009年12月に登場しており、3車種のなかでは一番の長寿モデルということになる。

 アクティは軽トラックのなかでは唯一、エンジンをリヤの車軸の前に搭載するミッドシップレイアウトを採用しており、前席下にエンジンを搭載する他車に比べ、静音性や防熱性に優れるのはもちろん、駆動輪(後輪)へのトラクション性能も高いというメリットを持っている。

 またリヤサスペンション形式もデファレンシャルをボディ側に固定し、バネ下重量を軽減したド・ディオン式を採用しており、メカにこだわるホンダらしい軽トラックとなっているのも魅力のひとつと言えるだろう。

 軽自動車枠が決まっているため、荷台のサイズには大差ない3車種ではあるが、メカニズム的には各車違いがあるということがおわかりいただけただろうか。働く軽トラックとはいえ、やはり奥が深いものなのである。

こんな記事も読まれています

V12エンジン×MT搭載! 新型「“2ドア”スポーツカー」初公開! レトロ風デザイン採用の「スーパーキャット」英で発表
V12エンジン×MT搭載! 新型「“2ドア”スポーツカー」初公開! レトロ風デザイン採用の「スーパーキャット」英で発表
くるまのニュース
[15秒でわかる]BMW『M4 CS』新型...550hpで0-100km/h加速は3.4秒
[15秒でわかる]BMW『M4 CS』新型...550hpで0-100km/h加速は3.4秒
レスポンス
フィアット「500」のエンジンルームに飛び散るオイル…ステージ別に走って分かったこととは?【週刊チンクエチェントVol.36】
フィアット「500」のエンジンルームに飛び散るオイル…ステージ別に走って分かったこととは?【週刊チンクエチェントVol.36】
Auto Messe Web
シャンデリアに毛足の長いカーペット! バブルの申し子「サロンバス」がいまデコトラ乗りたちの手で復活していた
シャンデリアに毛足の長いカーペット! バブルの申し子「サロンバス」がいまデコトラ乗りたちの手で復活していた
WEB CARTOP
アバルト「F595C 2nd エディション」発売 MT×電動ソフトトップ仕様の限定車
アバルト「F595C 2nd エディション」発売 MT×電動ソフトトップ仕様の限定車
グーネット
日産の新型「エルグランド」登場!? まさかの“エクストレイル顔”&アリアライト採用! 斬新なSUVスタイルの「グラシア」に称賛の声
日産の新型「エルグランド」登場!? まさかの“エクストレイル顔”&アリアライト採用! 斬新なSUVスタイルの「グラシア」に称賛の声
くるまのニュース
【MotoGP】マルケス、ファクトリー昇格に障害は無い? ドゥカティのモンエナと競合のレッドブルを『切る』覚悟アリと示唆
【MotoGP】マルケス、ファクトリー昇格に障害は無い? ドゥカティのモンエナと競合のレッドブルを『切る』覚悟アリと示唆
motorsport.com 日本版
最高峰SUV『マイバッハ GLS』さらに大規模改良!? ハイパースクリーン搭載、PHEV投入に注目
最高峰SUV『マイバッハ GLS』さらに大規模改良!? ハイパースクリーン搭載、PHEV投入に注目
レスポンス
新型「フリード」をカスタムしよう!ホンダが純正アクセサリーを先行公開!
新型「フリード」をカスタムしよう!ホンダが純正アクセサリーを先行公開!
グーネット
KINTO あの“ラグジュアリームーバー”が満を持して登場!「LM」がラインアップ追加
KINTO あの“ラグジュアリームーバー”が満を持して登場!「LM」がラインアップ追加
グーネット
ロールス・ロイスの賜物か──新型BMW X7 xDrive 40d エクセレンス試乗記
ロールス・ロイスの賜物か──新型BMW X7 xDrive 40d エクセレンス試乗記
GQ JAPAN
東九州道の4車線化「2024年度内」は困難 一部区間で工事に遅れ その原因は?
東九州道の4車線化「2024年度内」は困難 一部区間で工事に遅れ その原因は?
乗りものニュース
Jujuも実践、レーシングドライバーに欠かせない“見る力”を鍛える! 「ドライビングビジョントレーニング」のサービス開始へ
Jujuも実践、レーシングドライバーに欠かせない“見る力”を鍛える! 「ドライビングビジョントレーニング」のサービス開始へ
motorsport.com 日本版
クルマに出現する「光るカメ」は危険のサイン! 見慣れない「謎マーク」の意味は何? そのまま走り続けるのはNG!
クルマに出現する「光るカメ」は危険のサイン! 見慣れない「謎マーク」の意味は何? そのまま走り続けるのはNG!
くるまのニュース
ヤマハの“スポーツヘリテージ”バイク「XSR900」に2024年モデルが新登場! 新色は存在感が抜群!! 気になる走りの実力は?
ヤマハの“スポーツヘリテージ”バイク「XSR900」に2024年モデルが新登場! 新色は存在感が抜群!! 気になる走りの実力は?
VAGUE
大学キャンパスにキッチンカー急増! 食環境改善と災害対策に
大学キャンパスにキッチンカー急増! 食環境改善と災害対策に
レスポンス
子どもも楽しめる「乗れて」「触れる」コンテンツも多数! 2年に1度のトラック祭り「ジャパントラックショー」が開催
子どもも楽しめる「乗れて」「触れる」コンテンツも多数! 2年に1度のトラック祭り「ジャパントラックショー」が開催
WEB CARTOP
大きいランクル小さいランクル古いランクル
大きいランクル小さいランクル古いランクル
グーネット

みんなのコメント

15件
  • サンバーがもう見られ無いのは、なんとも寂しい。
  • エンジンの搭載位置がキャリイは助手席シートの下に縦置き、ハイゼットはフロントシートの後ろ下に縦置き、アクティは荷台の下に横置き、それぞれ違うのも面白い。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

111.5135.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.9110.0万円

中古車を検索
アクティの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

111.5135.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.9110.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村