現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ACサンクチュアリーCB750F RCM404(ホンダCB750F)/ワンオフも駆使して作り込んだRCM-CB #Heritage&Legends

ここから本文です

ACサンクチュアリーCB750F RCM404(ホンダCB750F)/ワンオフも駆使して作り込んだRCM-CB #Heritage&Legends

掲載 5
ACサンクチュアリーCB750F RCM404(ホンダCB750F)/ワンオフも駆使して作り込んだRCM-CB #Heritage&Legends

パーツがなかったゆえにカスタムらしさも強まる
「サンクチュアリーによるRCM=リアル・コンプリート・マシンのホンダCB-F」。

こう聞けば車両の素性は何となく伝わってくるだろう。前後17インチ化に始まる車体アップグレードと、それにふさわしい細部の仕上がりを持ったカスタムコンプリート車両である。

ホンダ「CBR1000RR-R FIREBLADE/SP」を徹底検証!

だが、この車両の場合は少し事情が異なった。オーナーが長年所有していたフルノーマル車を、運動性能を高めたいと同店に持ち込んだ……というところは他のRCM同様。

ここでZ系やNinja系ならば、17インチ化のための最適数値を持った同店のスカルプチャーステムやスイングアーム等が使用パーツに挙がってくる。

ところがこれらはCB-F用にラインナップがない。そのためにZ用を用意し、CB-Fにきちんとフィッティングさせるという作業を介して装着した。

こうした“元々合わない”パーツを合わせるには当然車体側にも合うような加工が、パーツ側にもサイズ感や形状などを合わせる作業が必要になる。

もうひとつ、旧車で現行ハイスペックラジアルタイヤを履くためのホイールセンター出しやチェーンラインオフセット(リヤ130幅が180~190クラスに拡大するので、その分チェーンラインを外に出す必要がある)にリヤサスのレイダウンといった、これも他機種では当然となった加工を改めて施していく。

図らずも専用パーツがなかった時代の作り込みを、ここでは純正でこそないが既存のアフターパーツに手を入れるという内容で行った。

車体側でも、寸法取りを行い、狙うディメンションをまず検討してかかったという部分も、カスタム黎明期の手法を踏襲したと感がある。そうして出来上がったこの姿は、紛れもなく17インチ適合(走って良し、所有して良しとも同店では言う)のRCMでありつつ、ちょっと独得のカスタムらしさにもあふれる。

同時にショップ側にはCB-FへのRCM製作ノウハウの蓄積ともなった。こうした製作例があれば、今後CB-FでRCMを作りたいというユーザーにも手早く対応が出来る。

コンプリートカスタムと言えども、初めから見本やデータがあってハイ完成車、となるものではないのだ。そんな製作バックグラウンドも合わせて、新鮮味のある仕上がりとなった。

Detailed Description 詳細説明
取材協力:サンクチュアリー本店
記事協力:ヘリテイジ&レジェンズ
カスタムとメンテナンスのことならおまかせ!
Heritage&Legendsが取材した、いま話題のザ・グッドルッキン・バイク
月刊『ヘリテイジ&レジェンズ』最新号情報

関連タグ

こんな記事も読まれています

驚異的な加速力! AMG史上最速モデルが欧州で受注開始 新型メルセデスAMG「GT63 SEパフォーマンス クーペ」の気になる価格とは
驚異的な加速力! AMG史上最速モデルが欧州で受注開始 新型メルセデスAMG「GT63 SEパフォーマンス クーペ」の気になる価格とは
VAGUE
840万円超え! 全長4m切り「爆速コンパクトカー」出現! 5速MT&4WD搭載の「伝説級モデル」がスゴい… 鮮烈レッドの“激レア車”がベルギーで落札
840万円超え! 全長4m切り「爆速コンパクトカー」出現! 5速MT&4WD搭載の「伝説級モデル」がスゴい… 鮮烈レッドの“激レア車”がベルギーで落札
くるまのニュース
NEWカラーが3色登場!スズキが「V-STROM 1050」の新型モデルを発売
NEWカラーが3色登場!スズキが「V-STROM 1050」の新型モデルを発売
バイクのニュース
バスのBEV化が急激に進むタイで生き残る激安の「赤バス」! 「アジア感」たっぷりのエアコンレスの古いバスは消滅の危機
バスのBEV化が急激に進むタイで生き残る激安の「赤バス」! 「アジア感」たっぷりのエアコンレスの古いバスは消滅の危機
WEB CARTOP
日産が4車種の新エネルギー車のコンセプトカーを北京モーターショー2024で披露
日産が4車種の新エネルギー車のコンセプトカーを北京モーターショー2024で披露
カー・アンド・ドライバー
「ミニ JCW マキシチューナー」これぞまさに本来のミニ クーパーのドライビングの楽しさだ!
「ミニ JCW マキシチューナー」これぞまさに本来のミニ クーパーのドライビングの楽しさだ!
AutoBild Japan
新型「フェアレディZ」「ロードスター」が絶賛されればされるほど、スポーツカーの“落日”が浮き彫りになる皮肉現実
新型「フェアレディZ」「ロードスター」が絶賛されればされるほど、スポーツカーの“落日”が浮き彫りになる皮肉現実
Merkmal
走行「10万キロ超え」&25年前の「日産車」が約3000万円!? “ド迫力”ウイング装着の「スカイライン」米国で“超高額”落札!
走行「10万キロ超え」&25年前の「日産車」が約3000万円!? “ド迫力”ウイング装着の「スカイライン」米国で“超高額”落札!
くるまのニュース
アプリ専用タクシーとアプリードライバーが千葉でスタート…GOで乗務員不足に対応
アプリ専用タクシーとアプリードライバーが千葉でスタート…GOで乗務員不足に対応
レスポンス
そのホイール角度って意味あるの!? タイヤをハの字にする理由とは~カスタムHOW TO~
そのホイール角度って意味あるの!? タイヤをハの字にする理由とは~カスタムHOW TO~
レスポンス
1泊3000円で泊まれる!? 「高速SAホテル」がスゴい! 車中泊と違う“一般道に降りず”に泊まれる施設、SNSでの反響は?
1泊3000円で泊まれる!? 「高速SAホテル」がスゴい! 車中泊と違う“一般道に降りず”に泊まれる施設、SNSでの反響は?
くるまのニュース
MotoGPは2027年に新たなステージへ!? ドルナがさらにアグレッシブで安全で持続的な新レギュレーションを発表
MotoGPは2027年に新たなステージへ!? ドルナがさらにアグレッシブで安全で持続的な新レギュレーションを発表
バイクのニュース
勝田貴元がステージウインの奮闘。総合首位はロバンペラ、トヨタが1-2-3【WRCポルトガル二日目】
勝田貴元がステージウインの奮闘。総合首位はロバンペラ、トヨタが1-2-3【WRCポルトガル二日目】
AUTOSPORT web
【10年ひと昔の新車】ランボルギーニ アヴェンタドールは、速く、ゴージャスな、まさにスーパースポーツカーそのものだった
【10年ひと昔の新車】ランボルギーニ アヴェンタドールは、速く、ゴージャスな、まさにスーパースポーツカーそのものだった
Webモーターマガジン
伊藤かずえの愛車、“30年以上”乗り続ける「シーマ」だけじゃなかった!? まさかの「もう1台の愛車」登場! 6か月点検の様子を報告
伊藤かずえの愛車、“30年以上”乗り続ける「シーマ」だけじゃなかった!? まさかの「もう1台の愛車」登場! 6か月点検の様子を報告
くるまのニュース
やっぱクーペはノッチバックだぜ! 車名は[コロナ]でもめちゃスタイリッシュだった!! カレンのご先祖様[コロナクーペ]はST160セリカの兄弟車!
やっぱクーペはノッチバックだぜ! 車名は[コロナ]でもめちゃスタイリッシュだった!! カレンのご先祖様[コロナクーペ]はST160セリカの兄弟車!
ベストカーWeb
カワサキ「Z650RS」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
カワサキ「Z650RS」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
曲線を活かしたインテリアがオシャレなトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
曲線を活かしたインテリアがオシャレなトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB

みんなのコメント

5件
  • うんうんカッコいいです。
    オレ好みの仕上がり^^
  • サンクチュアリの事をサンクチャって言う人要るよね!
    どっから(ャ)が出て来るのか聞いてみたいです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村