残価設定ローンの登場が新車購入に大きな影響を与えた
日本での新車購入時の支払い方法は長い間、現金一括払いが圧倒的に多かった。現金一括払いといっても、銀行などの金融機関から融資を受けたり、勤め先の共済会など融資を利用し、ディーラーへは現金一括払いという形になるケースも結構含まれていた。ただ、“ディーラーローン”と呼ばれる、新車ディーラーが仲介するローンの利用は少なかった。その背景には、金利がかなり高かったことが挙げられる。購入する新車を担保に入れるので、ディーラーローンは与信が通りやすかったが、とにかく金利が高かった。(WEB CARTOP)