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ダイハツ ロッキー復活! スタイリッシュなSUVになって帰ってきた!

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ダイハツ ロッキー復活! スタイリッシュなSUVになって帰ってきた!

ダイハツがかつて販売していたオフローダー「ロッキー」の名が復活した!

ただし、ラダーフレームを採用したRWD(後輪駆動)ベースの従来モデルと異なり、新型はFWD(前輪駆動)ベースのSUVである。

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1990年に登場した初代「ロッキー」。ラダーフレームを採用した、本格的なオフローダーだった。2019年11月5日から販売開始された新型コンパクトSUV「ロッキー」について、ダイハツの大野宣彦氏(車両開発本部 製品企画部 エグゼクティブ・チーフ・エンジニア)は、「(新型ロッキーは)レジャーから日常生活まで、あらゆるシーンで使いやすい5ナンバーサイズのコンパクトSUVです」と、述べる

新型はロッキーと名乗ってこそいるが、「従来モデルの後継ではありません」という。「ロッキーという名称から想像される力強さが、新型にもマッチ」しているので、ロッキーと名乗ったというのだ。とはいえ、クルマとしてのロッキーの認知度は「それほど高くありませんでした」と、ダイハツの渋谷友次氏(車両開発本部 製品企画部 チーフエンジニア)は述べている。

【主要諸元(プレミアム2WD)】全長×全幅×全高:3995mm×1695mm×1620mm、ホイールベース:2525mm、車両重量:970kg、乗車定員:5名、エンジン:996cc直列3気筒DOHCターボ(98ps/6000rpm、140Nm/2400~4000rpm)、トランスミッション:CVT、駆動方式:FWD、タイヤサイズ:195/60R17、価格:220万円(OP含まず)。かつてダイハツは「テリオス」というSUVも販売していたので、テリオスという車名もあり得たのではないか、と尋ねると、「テリオスのボディサイズは、“大きい”というイメージが強かったため、名前として候補に入っていませんでした」と、渋谷氏は話す。

新型ロッキーは、「コンパクトサイズのSUVが欲しい」「もう少し小回りのきくSUVが欲しい」「コンパクトサイズでも広いラゲッジルームを持つSUVが欲しい」といった声を受けて、企画・開発したという。

カップルディスタンスは900mm。ボディは全長×全幅×全高:3995mm×1695mm×1620mm。最小回転半径は5.0m(16インチタイヤは4.9m)。スタイリングについて大野氏は「力強さとアクティブさを表現しています」と、述べる。ボディカラーはモノトーンが8色、2トーンが3色の計11色。

インテリアは、オーソドックスなデザイン。オプションでスマートフォン連携機能付きのディスプレイ・オーディオ(9インチ)も選べる。上級グレードのメーターパネルは大型のインフォメーションディスプレイ付き。

ラゲッジ・ルームは、ボディサイズの割に広い。通常時の容量は449リッター(フロア下の小物入れも含む)。リアシートのバックレスト(40:60分割可倒式)を格納すれば、さらに拡大する。

廉価グレードの「L」を除き、エアコンはオートタイプ。上級グレードのフロントシートはレッドバイピング付き。リアシートはリクライニング機構付き。通常時のラゲッジルーム容量は449リッター。リアシートのバックレストは40:60の分割可倒式。エンジンは1.0リッター 直3 ターボのみプラットフォームは、新型「タント」に採用されたDNGA(Daihatsu New Global Architecture)を、コンパクト・カー用にアレンジ。軽量高剛性ボディを実現したという。

搭載するエンジンは、996cc直列3気筒ガソリンターボ。最高出力98ps/6000rpm、最大トルク140Nm/2400~4000rpmを発揮する。WLTCモード燃費は、1.5リッター以下の小型SUV(ガソリン)クラスナンバー1の18.6km/L。トランスミッションはCVTのみ。

ボディカラーは全11色。写真のボディカラーは「マスタードイエローマイカメタリック」。ueno_photo_office9インチのディスプレイ・オーディオは全車オプション。駆動方式はFWD(前輪駆動)と4WDが選べる。4WDは電子制御式カップリング機構を使った「ダイナミックトルクコントロール4WD」を採用。走行状態や路面状況を検知し、前後輪に細やかにトルク配分をおこなう。走行中のトルク配分は、メーターパネル内のマルチインフォメーションディスプレイで確認できる。

先進安全装備も複数搭載される。衝突被害軽減ブレーキやオートハイビームは全車標準。上級グレードにはLKC(レーンキープコントロール)や全車速追従機能付きACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)も搭載される。

上級グレードのメーターパネルは、7インチTFTマルチインフォメーションディスプレイ付き。4WDモデルは走行中、前後輪のトルク配分を、メーターパネル内のマルチインフォメーションディスプレイに表示する。衝突被害軽減ブレーキは全車標準。ueno_photo_officeダイハツ初のBSM(ブラインド・スポット・モニター)は、上級グレードに標準(下位グレードはオプション)。大野氏は、新型ロッキーにかんするプレゼンの最後「軽自動車からのアップサイザー、大型SUVからのダウンサイザー、いずれのユーザーにも、新型ロッキーは気に入ってもらえると思います」と、締めくくった。

新型ロッキーの価格は170万5000円(L・2WD)から242万2000円(プレミアム・4WD)まで。なお新型ロッキーは、ダイハツの親会社であるトヨタからも販売される。トヨタ版のネーミングは「RAIZE(ライズ)」。価格は、ロッキーと標準装備が異なるため167万9000円(X・2WD)から228万2200円(Z・4WD)まで。

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