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業界ニュース 2019.10.16

ロシアでジムカーナ!「ジムカーナキャンプ2019 in Каза́нь(カザン)」に参加してきました!(Part1・練習会編)

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ここ数年、急速に海外にも広がりつつある二輪ジムカーナ。海外から日本の大会に遠征してくる選手もいれば、逆に海外のイベントに行く日本人選手もいる。今回は、オートバイ杯のトップライダーであるA級・辻家選手、現役女性ライダーの中でも屈指の速さを見せるC1級・伊藤選手、そしてC2級・吉竹選手が参加した、ロシアでの“ジムカーナキャンプ”の模様を、吉竹選手のレポートでお伝えします。

「練習、アドレナリン、鉄馬だらけの4日間」
日本で生まれた二輪ジムカーナは、今やワールドワイドに成長しつつあります。その中でもジムカーナ人気が高い国のひとつ、それがロシアです。今年7月、ロシア第3の都市カザンで行われた、4日間のジムカーナトレーニングキャンプに私も参加してきました。今年C2級に昇格したばかりの駆け出しジムカーナライダーの私、吉竹は、もちろんジムカーナの海外遠征の経験なんてありません。しかし私は大学でロシア語を専攻していたんです! 「ロシアのライダーと一緒にジムカーナの練習ができるチャンスを逃す手はない!」と、思い切って挑戦してみました。

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さて、カザンでのジムカーナキャンプは、7月24日から27日に開催。最初の3日間はジムカーナ練習会、そして最終日に大会が行われます。ロシアではバイクメーカーなどの主催するライディングスクールがないため、「免許取得後、安全に公道を走るにはどうしたらいいのか」「自分のライディングは正しいのか」「もっと速くなるにはどうしたらいいのか」というライダーが多いそうです。そんな悩みや疑問を解消するためにこのキャンプが開催され、そして日本の二輪ジムカーナ界の男女トップライダーの1人である辻家さんと伊藤さんが、インストラクターとして招かれたわけです。参加したのは、ロシア全土およびエストニア、ベラルーシ、カザフスタンからやってきた120名。日本からはA級の辻家さん、C1級の伊藤さん、そして私・吉竹の3名。キャンプのメインテーマは、「練習、アドレナリン、鉄馬だらけの4日間 ~日本のトップライダーからライディングを学ぼう~」です。

キャンプ開催の中心的な役割を果たしたのが、パーベル・リャデツキー(Pavel Lyadetsky)さん。彼は2017年に来日してJAGE杯第4戦に参加した経験もあって、日本の二輪ジムカーナの大会運営やコース設定を熱心に研究し、ロシアの二輪ジムカーナ界に活かそうと情熱をもって活動している好青年です。

カザンは北緯55°に位置しているので夏は日が長く、朝は3時頃から空が白み始め、夜は21時頃までうっすら日が差します。だからキャンプの開催時間は、なんと朝8時から夜21時まで。ブリーフィングや食事の時間を除いて、まさに練習・練習・練習三昧です。

まず午前中は、全体をレベル別の8班に分け、各班に1~2名の上級者がインストラクターとしてライディングを指導。指導内容は基礎的なオフセットスラローム、8の字、回転、ブレーキング、フリーターンなど、様々なメニューを提示しながら進んでいきます。仕上げに短いアタックコースも準備されていて、基礎練習で学んだことをすぐに試せるようになっていました。

お昼の休憩を挟んで午後の前半は、辻家さんと伊藤さんによる座学です。キャンプ参加者にとって、日本のトップライダーから直接教わるのは千載一遇のチャンス。120名のライダーですし詰めとなった会場は熱気で溢れ、辻家さんと伊藤さんのレクチャーを一言も聞き逃すまいと、熱心にメモをとったり、携帯やビデオで動画撮影をしたりしていました。

辻家さんと伊藤さんがまず説いたのは、正しいライディングフォームを体に叩き込むこと。ロシアのライダーたちは加減速時のフォームがしっかりできていない人が多くて、加速時に加速Gに抗いすぎて前のめりになってお尻が浮いたり、逆に減速Gを受け止めきれずに地蔵のように固まってしまったりしていました。そこで、辻家さんと伊藤さんがライディングフォームの見本を見せながら、加速→減速→コーナリングまでの身体の動かし方を細かく指導。地味な内容ですが全員が真剣に耳を傾けていました。Q&Aセッションでは、「パイロンを回転する時の前後ブレーキの使い方は?」「大会前に緊張してしまうが、どうしたらリラックスできる?」「タイヤの空気圧やスプロケットの丁数は?」など、色々な質問が続々と寄せられました。どれも、私がジムカーナを始めて間もない頃の疑問や悩みとそっくりだったので、「国が違っても、みんな同じような壁にぶつかって、それでも速くなりたいんだな」と、さらに親近感を感じられました。

座学の最後には、なぜか辻家さん&伊藤さん&吉竹の3人によるサイン会が始まり、みんなから差し出されるヘルメットやライディングギア、そしてバイクの車体(!)まで、次々とサイン。「日本人のトップライダーにサインをもらったから、これで速くなれる!」と、ニコニコしながら話しているロシアのライダーの無邪気さが、愛おしかったです。

午後の後半は、再びグループごとに基礎練習です。そこで目を引いたのは、ロシア人同士で互いのフォームを自主的にチェックしている姿。「ハルヒコが言っていた通りにできているよ!」とか、「ハナコは、もっと重心を低くするように言っていたよ!」というように、座学で学んだことをすぐに練習に取り入れています。また練習中に辻家さんが何かアドバイスしようとすると、そのアドバイスを聞き漏らすまいとすぐに辻家さんの周りに選手が集まり、あっという間に黒山の人だかりが出来てました。みんな本当に練習熱心で、真面目で、ガッツと向上心を持ち、そしてジムカーナが大好きなんだなと、とても感動させられました。(Part2・大会編へ続く)

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(webオートバイ 小松信夫)

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