突然だが、ROAD RAGE(ロードレイジ)とは、何を意味する英語かご存じだろうか?
ROAD RAGE(ロードレイジ)とは、自動車走行中の追い越しなどに対して、あおり運転や、進路妨害するといったドライバーの報復行動のこと。
意外と多い!?クルマの運転支援機能が作動したことがある人は約7割、半数以上が駐車時に作動
アメリカでは30年以上も前から社会問題になっているが、日本でも、あおり運転は7,000件以上(2016 年)が検挙されるなど、社会問題化しているのは記憶に新しい。
そんなROAD RAGE(ロードレイジ)防止に向けた取り組みを実施する会社・岡山トヨペットではこの度、危険運転と怒りに関するアンケート調査を実施。その結果、8割の人が危険運転の被害経験があるなどの事実が明らかになった。
90%以上の人が運転中のイライラを経験。
旅行や買い物に行くときなど、便利で楽しい車の運転。しかし、運転をしていると渋滞にハマったり、長時間運転により緊張状態が続くなどイライラすることも多いはず。
そこでまず運転していてイライラしたことがあるかどうかを尋ねる調査が行われた。すると、90.2%もの人が、運転中にイライラした経験があると回答した。
さらに、その運転中のイライラをおさえるためにどのような対処法をとるのか尋ねる調査が行われたところ、「特に何もとらない」と回答した人が39.1%いる結果となった。
この結果から9割もの人が運転中イライラしているにも関わらず、運転中にイライラした際それをおさえるための行動を何もしない人が約4割もいるという危険な事実が判明した。
また、運転中にイライラした際、「イライラするだけで特に何もしない/したくならない」と回答したのはわずか39.6%で、「必要以上にスピードを出してしまう、または出したくなる」、「前の車をあおってしまう、またはあおりたくなる」など、60%以上の人がロードレイジを犯してしまう可能性があるという結果に。
このことから、多くのドライバーは運転中にイライラすることがあり、そのイライラが原因で、あおり運転などの危険運転が横行していると考えられる。
8割の人が危険運転の被害経験あり!
そんな危険なロードレイジだが、実際に皆さんは被害に遭った経験はあるのだろうか。運転中、あおり運転や急な割り込みなど、周りの車に危険な運転をされたことがあるかどうか尋ねる調査が行われた。すると、「ある」と答えた人が76.2%もいることが判明した。
どのような状況の時に、危険運転などの被害に遭ったのか尋ねる調査が行われたところ、「速度を落として運転をしていたとき」(43.9%)が1位となる結果に。次いで、「軽自動車または小さめの車に乗っているとき」(39.2%)が2位となった。
さらに「軽自動車または小さめの車に乗っているとき」の男女割合の調査が行われたところ、回答した人の半数が女性ということも判明した。
このことから、運転中、あおり運転などの危険運転の被害に遭いやすいのは、速度を落として運転をしているドライバーはもちろん、軽自動車や小さ目の車に乗る機会の多い女性であるというショッキングな事実が明らかになった。
それでは、運転中イライラしてしまう人はどのようなことでイライラしてしまうのだろうか。最多は「前の車の速度が遅いとき」(74.7%)、次いで「渋滞にはまったとき」(59.1%)だった。
さらに、「蛇行運転など、後ろの車からあおられたとき」が 52.0%、「クラクションを鳴らされたとき」 が 34.8%と高い数字となり、このことから、前を走る車の速度に加え、蛇行運転やクラクションなど、他の車からあおられた時 に“怒り”を感じやすく、ロードレイジがロードレイジを生む可能性が高いということがわかった。
【調査概要】
調査期間:2018年5月11日~5月13 日
対象人数:420人
対象情報:20代~60代の男女
調査方法:インターネット調査
出典元:岡山トヨペット株式会社
構成/こじへい
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