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業界ニュース 2019.3.15

トヨタとJAXAが月面探査ローバの共同開発へ。いったいどんなクルマなのか?

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■2030年代前半に2台のローバで月を走る

トヨタとJAXA(宇宙航空研究開発機構)が月面で1万km以上走行できる有人の月面車を開発中、のニュースが話題ですね。「はやぶさ2」で小惑星リュウグウにタッチダウンを決めたJAXAと、自動車技術や燃料電池開発で最先端を行くトヨタが組んだ、本気な月探査ミッションの中身をサラッとおさらいしましょう。

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開発するのは有人与圧月面車(ローバ)で、最初の打ち上げは2029年を予定。その後2030年代前半に宇宙飛行士による月面探査が始まります。大型の有人ロケットに1台6トンのローバを2台を積み込んで打ち上げるんだとか。動画では着陸船の頭部に2台のローバが仕切りを挟んで立てた状態で格納されていて、着陸後に格納式スロープを使って月面に降りるシーンも確認できます。本気なだけに具体的。

■燃料電池はトヨタの得意分野

イラストで見る限り6輪仕様なローバのサイズは、全長6.0×全幅5.2×全高3.8mで、マイクロバスを横に2台並べたサイズ感。車内には4畳半ワンルーム程度の居住空間があって、2名(緊急時は4名)が滞在できるとか。クルーが安全に移動できる走破性や、自動運転機能や遠隔操縦機能も備わります。

“与圧”というのは、ほぼ真空で気圧ゼロの月面では(地球上は1気圧)、気圧を保つ宇宙服を着ていないと人間は死んでしまうわけですが、ローバ内を与圧することで、過ごしやすい普通の服でも生活できるのでありました。

このローバに電力を供給するのが、将来実用化されているはずのトヨタの次世代燃料電池。水素と酸素を反応させるタイプで、満充填で月面車を1000km走らせることができます。水素と酸素のタンクは断面が台形のカートリッジに束ねられ、クルーがスペアと入れ替えることができるようになっているみたい。燃料電池を反応させると排出される水は、冷却水や飲料水としても活用するんだとか。ちなみに燃料電池は1965年以降、有人ロケットの電力源としてはポピュラーなもので、アポロやジェミニでも使われています。

■モーターショーで実物大模型を展示してほしい

それにしても、イメージ動画でローバのノーズ部分に誇らしげに光る「TOYOTA」のロゴに、日本人としては胸アツになりそう(?)。こうなったらこの月面ローバのイメージを上手く反映したオフロードモデルかなんかを期待したいところです。もしくは、今秋の東京モーターショーで実物大のローバのスタディモデルを月のジオラマと共に置いたら人気間違いなしと妄想しますが、いかがでしょうか。

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(carview! 編集部)

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