■新型「マツダ3」は魂動デザインが進化
今年の新型車といえば、新型「マツダ3」です。2018年11月のロサンゼルスオートショーで初披露されましたが、日本では2019年1月の東京オートサロン2019で公開され、すでに話題となっています。
世界が注目する「マツダ3(アクセラ)」 価格は約230万円から
新型「マツダ3」はマツダ「アクセラ」の次期型として登場します。現行型「アクセラ」同様に、ハッチバックとセダン、2つのスタイルを用意しています。ちなみに日本では「アクセラ」という車名ですが、海外ではこれまでも「マツダ3」として販売されています。
マツダは2012年に登場した「CX-5」から、「魂動」というデザインテーマを取り入れてきました。これはチーターが獲物にとびかかる瞬間を表現したデザインで、クルマに躍動感を与えて魂を込めるという意味を持っているといいます。
その「魂動デザイン」が新型「マツダ3」より第2フェーズに入るとされ、日本の美意識の本質を体現することを目指し、シンプルでありながら絶妙な面で構成されたデザインに進化しています。
新型「マツダ3(北米仕様)」と現行「アクセラ」を比較してみると、フロントではグリルが大きくなると同時にメッシュタイプが採用されています。メッシュグリルを取り入れることで新型「マツダ3」は「アクセラ」よりもスポーティな印象を受けます。
バンパー下部もシンプルなデザインとなり、ここにも第2フェーズの魂動デザインのテーマが見て取れます。
■新型「マツダ3」セダンはエレガント、ハッチバックはエモーショナル
これまでの魂動デザインでは、2つのラインを重ねることで表現していましたが、新デザインでは1つの動きで美しく見せることを主眼としており、とくにサイドビューには新しい魂動デザインのコンセプトがより色濃く反映されています。
「アクセラ」ではフロントフェンダーとリアフェンダーの2か所にプレスラインのピークがありましたが、新型「マツダ3」ではプレスラインを設けず、全体をひとつの流れとすることで美しい曲面を作り上げています。また、ボディにさまざまな景色や光が映りこむように計算されています。
リアビューはサイドからの流れが続いているようなデザインとし、ボディ全体の一体感が増したようです。
「アクセラ」ではバックドアに内蔵されていたナンバープレートが新型「マツダ3」ではリアバンパー部に移動したことで、サイドと同じように曲面の美しさを表現しています。
また、テールランプはより細い形状に変更され、4灯丸型テールランプが採用されます。
セダンのデザインコンセプトもハッチバックと同様ですが、セダンはエレガント、ハッチバックはエモーショナルさという、それぞれに異なる個性を与えています。
■新型「SKYACTIV-X」エンジンも搭載予定
新型「マツダ3」の内装は、上質でありながらシンプルさも兼ね備えたデザインとしています。
ダッシュボードに装着されたマツダコネクトのディスプレイは新開発8.8インチに大型化され、インパネ中央に配置されていたエアコンの吹き出し口の位置が助手席側に変更されました。
さらに、メーターパネルも変更され、「アクセラ」では中央部にタコメーターとデジタルのスピードメーターが配置されていますが、新型「マツダ3」では、中央に260km/hまで表示するスピードメーター、左にタコメーター、右に水温計と燃料計を表示するような配置になります。
新型「マツダ3」は、新世代車両構造技術「スカイアクティブビークルアーキテクチャ」を骨格とし、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンに加えて「SKYACTIV-X」と呼ばれる新型エンジンも搭載される予定です。
「SKYACTIV-X」とは、ガソリンエンジンでの圧縮着火を実用化し、従来のガソリンエンジンと比べて燃費やトルクの向上を実現した画期的な内燃機関です。また、トラスミッションは6速ATと6速MTが用意されるようです。
北米では2019年3月から発売が開始され、価格はセダンが約230万円から、ハッチバックが約258万円からとアナウンスされていますが、国内仕様の発売時期や価格、スペックなどは明らかになっていません。
また、「アクセラ」という名称がグローバルで用いられている「マツダ3」に切り替わるのではないかというウワサもあり、2019年注目の新型車の1台として登場が楽しみです。
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