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【試乗】新型メルセデス・ベンツGLE 450はプラットフォームからすべてが新しい

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【試乗】新型メルセデス・ベンツGLE 450はプラットフォームからすべてが新しい

新型メルセデス・ベンツGLEの販売が欧州で開始された。Mクラスから数えて4代目、累計生産台数200万台を超えるベストセラーモデルは、激戦のセグメントでどのような個性を発揮しているのか。早速試乗して確かめてみた。(Motor Magazine 2019年2月号より)

新型GLEは3列シート仕様も設定
今回試乗することができたのは、Sクラスから始まった3L 直6ターボ+ISGユニットを搭載した新型メルセデス・ベンツGLE 450 4マティック。早速試してみると、電動モーターのサポートも効果的で、アクセルペダル操作にリニアに反応して、しっとりと滑り出すように走り出した。発進から一連のドライビング操作を行っただけで、同乗者全員からほぼ同時に「いいねぇ」という言葉が漏れたほど、その洗練ぶりはすぐにわかった。

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静粛性も高い。ドライブフィールはEクラスセダンにも近いが、そのEクラスの快適さと一線を画すのが、よりゆったりとした居住空間が得られる後席の快適性だ。

このパッケージングやハンドリングの向上ぶりは、メルセデスが新たに開発した軽量&高剛性のSUV用のプラットフォームの効果も大きい。ボディサイズは、全長4924mm×全幅1947mm×全高1772mm、ホイールベースは2995mm。従来より全長が105mm長くなりホイールベースが80mm延びた。

新型から3列シートもオプション設定されるが、2列シート仕様では5人乗車時でもラゲッジルームが690Lから825Lへと拡大された。

また、6気筒以上のエンジンを搭載するモデル用に、前後のトルク配分を0:100~100:0まで最適化するトルクオンデマンド式4WDシステムも初採用されている。実際、試乗中、積極的に完全なFR走行もしくはリア寄りの駆動配分で走った印象を持った。これはコーナリング性能や走行状況に対しフレキシブルに安定したドライビングを可能にしていただけでなく、省燃費にも繋がるだろう。

エクステリアデザインはラインを減らし、滑らかな面で質感高いボディを表現したという。リアからラゲッジルームに続くようなガラスエリアと、「左右に張り出したマッスル感が馬のお尻のよう」とデザイナーが表現するリアビューが個性的だ。

一方、インテリアは12.3インチの大型ディスプレイを2枚並べたワイドスクリーンが先進ぶりを感じさせるが、さらに新世代のマルチメディアシステムMBUXを採用している。

日本へはこのGLE 450 4マティックから導入される予定。すでに300dや400dなどディーゼルの投入も予定されているという。(文:飯田裕子)

メルセデス・ベンツGLE 450 4マティック 主要諸元
●全長×全幅×全高=4924×1947×1772mm
●ホイールベース=2995mm
●エンジン=直6DOHCツインターボ
●排気量=2996cc
●最高出力=367ps/5500-6100rpm
●最大トルク=500Nm/1600-4000rpm
●トランスミッション=9速AT
●駆動方式=4WD

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