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業界ニュース 2018.12.31

年の瀬に考えるモーターファン的10大ニュース2018「今年の自動車業界」(後編)

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年末に超ビッグニュースが飛び込んだ自動車業界。とはいえ1年を通して見れば、見逃せない、あるいはいずれ大きな意味を持つニュースがたくさんあった。モーターファン編集部の見解をまとめてみよう。局長S 三栄書房の自動車メディアをとりまとめる。この年末にBMWを買い換え、それすらもリポートにする貪欲な心の持ち主。局次長W カスタムカー、モータースポーツ担当。業界を正面から見るのではなく、斜め後から眺めることで真実を見いだす。編集長K モーターファンjp編集長。4輪誌編集長も兼務。無類の車輪好き。ややフランスびいき。愛車はクルマ1台、バイク4台。技術担当編集M モーターファンテック編集長としてあらゆる技術を辛口評価。信念あるクルマ造りを求める煩型(うるさがた)。2輪担当編集A モーターファン2輪担当編集。2輪誌編集歴15年。写真にも造詣深く、編集・執筆・撮影のトリプルコンボが得意。司会:輸入車担当編集Y 4輪誌編集部にも所属。日本車から離れて久しく、輸入車も偏ったクルマばかり担当しており浦島太郎状態。

2018年10大ニュースその6「COTYでボルボ2連覇」

    年の瀬に考えるモーターファン的10大ニュース2018「今年の自動車業界」(前編)

編集長K:COTY(日本カー・オブ・ザ・イヤー)の結果に、異論ある人も多いかもしれないけど、日本はなんてフェアな国なんだって思うな。XC40は実際に乗るといいから。

輸入担当Y:日本のCOTYの本質は日本の自動車メーカーに対する鼓舞なんだから、なんでボルボなんだって言う人もいます。

局長S:得点は少なかったみたいだけど。つまり票が割れてしまった。

編集長K:だけどXC40が取ったということで日本の自動車メーカーにハッパをかけるという意味にもとれるんじゃないかな。つまり白鵬とか朝青龍とか強い横綱がいても日本人力士を応援すればいい。そもそもいいクルマがいいって言いたいし。

局次長W:かえすがえすもスバル・フォレスター、スズキ・ジムニーが辞退のは残念だったな。不正とCOTY辞退は関係ないでしょ。

編集長K:たしかに辞退ってなんだよって思う。顧客や国を裏切る悪いことをしたとして、それで許してもらったこと?

技術担当M:だったら販売停止しろって話でしょ。

局次長W:COTYは本来新車の評価なんだから。不祥事に直結していなければ、その会社の商品は関係ないと思うけど。

編集長K:本来COTYは消費者の選ぶ指標にしてもらったり、あるいはエンターテイメントとして楽しんでもらうためのもの。メーカーじゃなくてユーザーのためのものなんですよ。 それを自分たちの不祥事をごまかすために辞退したって……。

技術担当M:なにもいい結果を呼ばないでしょう。

局長S:今年去年とボルボだったけど、その前がスバル・インプレッサでその前はマツダが2年連続で受賞(2014-15デミオ、2015-16ロードスター)している。トヨタとかホンダは最近とれなくなっている。その前にはフォルクスワーゲンが取ったりしている。なにか潮目が変わっているような気がするな。

2018年10大ニュースその7「自動車メーカーの不正あいつぐ」

局長S:今年は不正がらみのニュースが多すぎて、なんだかよくわからないことになっている。だから一般のユーザーが「他のメーカーも全部やっているんじゃないの?」って疑いの目を向けていると思うと本当に残念だね。違反は違反だから襟を正さないといけない。でもルールそのものがおかしい場合は、そのルールそのものを直していくのが大切だ。それと一連の謝罪会見とか対応で自動車メーカーの力量が透けて見えたのは大きいかな。

輸入担当Y:最近でも中央省庁の障害者雇用目標に対して水増ししていたっていう問題とか、日本国民自身が日本ってこういう国なんだ、っていうあきらめにも似た気持ちを持っているのが残念ですね。

局長S:目先のルールだけではなく、根本的なものから直していくことが必要だ。原付50ccとか660ccとか日本でしか売れない商品を作っても効率が悪い。軽自動車を800ccや1000ccならインドとか世界で売れるのに。

編集長K:それでメーカー自身が苦しんでいますからね。そこを是正していかないと。

2輪担当A:原付は何ccが正解かってのは議論されています。たとえば125ccになったら危ないという意見がありますが、危ないと思ったら乗らなければいいだけだと思うんですよね。

編集長K:大型2輪の免許を持っていても、みんながスーパースポーツを買うわけじゃない。

2輪担当A:だから使い切れる50ccを選ぶ人がいるかもしれないし、125ccまででメーカーが選択肢を用意できるようにしたらいいと思います。50年前の30km/hで走るルールも現実に即していないから変えないといけないかもしれません。

2018年10大ニュースその8「普及しつつある48Vシステム」

2輪担当A:最近だと2輪にも積まれていますけど、なにが画期的なんですか?

局長S 48Vは低コストで、そこそこの燃費改善効果が見込めるんだ。モノ自体もそうだし、メンテナンスも特別な取り扱い資格や道具が必要ないし、プリウスとかのフルハイブリッドよりも低電圧だからオレンジのケーブルやハーネスが必要ないから、低コストで済む。

2輪担当A:ボクは逆に12Vから48Vだからすごいんだろうなって思ったんですけど、逆に100Vほどじゃないから安く作れるハイブリッド車っていう考え方があるんですね。

技術担当M:48Vで何がしたいかというと高出力モーターを載せたいんです。でもシステムは小さくしたい、12Vから48Vに電圧を上げると小さくできる。そこにメリットがあります。

局長S:メルセデス・ベンツのCクラスなんかはすごくよかった。

輸入担当Y:また日本だけフルハイブリッドのガラパゴス化になってしまうのでしょうか?

技術担当M:いや、逆にドイツガラパゴスですよ。

局長S:いいこと言うね。ドイツは日本みたいなストロングハイブリッドが作れなかったから48Vに行ったんです。

技術担当M:だから48Vはじつはあんまり普及して欲しくないです。48Vはちょこざいな技術ですから。なぜならベルトドライブでオルタネーターを回して別のリチウムイオンバッテリーに戻して充電するとか。だったら高電圧かけてきちんと充電して、CO2を出さないようにしましょうって。

輸入担当Y:口から火が出てますよ。

局長S:何と言っても日本はアクアがあるから。あのクラスでフルハイブリッドが売られてるんだから。

技術担当M:最初はメルセデス・ベンツはSクラス、アウディはQ7に積んできてます。これでフィアットとかがチンクエチェントに積んできたら認めますけど。結局1000万円超のクルマに積んでいる。一方のホンダはPCXのスクーターに載せているのが素晴らしい。意義がある。そういう底辺で使ったりしないといけないのに、フラグシップだけ積んでいるのはいかにも自分はやっていますという言い訳にしか見えない。


2018年10大ニュースその9「あおり運転を考える」

2輪担当A:最近、東名高速でのドラレコの映像がすごいですよね。

技術担当M:もちろん煽る方が悪いんだけど、そもそも煽られない運転も大切だと思います。

編集長K:前も詰まっているのに煽っているようなどうしようもない人もいるけど、どんな状況でも煽って解決する状況はないから。飛び石くらうし止めた方がいい。でも一方で煽られましたっていう人が動画投稿サイトにアップしているのもどうかと思うけど。右側を淡々と走ることの何が問題か教習所で教えて欲しい。誰も左側から抜いていきたくないんだから。

技術担当M:あおり運転している人のメンタルと、煽られている人のメンタルはまったく相容れないから、あおりで解決するものではないんです。

2018年10大ニュースその10「自動車恒久減税で自動車離れは止まるか?」

技術担当M:まだ案の段階ですが、自動車がらみで初の恒久減税です。

輸入担当Y:一方でエコカー減税の範囲が狭まるとか、そういうところで帳尻をあわせている節があるから手放しでは喜べないですね。

局長S:日本の自動車の税金は高すぎるから、もっと構造的なことに手を付けないと、たとえば炭素税にするとかそういう議論をしてほしい。もっと考えると自動車の免許を取りやすくしないと。30万円以上は若者に払えないよ。若者のクルマ離れとかいうけど、そりゃ、離れるって。エコカー減税やるくらいだったら若者補助金でも出した方がいいくらいだ。

編集長K:たしかにクルマ関連の税金は一般財源じゃなくて、直接クルマに使って欲しいところですね。今40代の当時クルマ好きの若者だった我々だって、免許取得の二十数万円を高い! と思ったくらいだから。

局長S:技術担当Mは息子2人が免許トルって言ったらどうする

技術担当M:腎臓ですかね。

編集長K:腎臓と引き替えって、免許を取らせない方がいいんじゃないかな(笑)。今年の夏から始まった自動車の免許を持っていれば2日間で二輪免許(AT小型普通二輪)が取れるっていうのはどうなの?

2輪担当A:あんまり変化はないかもしれないですね。

局長S:これって、さっきの自動車メーカーの不正と同じなんだけど、決められたルールが古すぎるんだよ。

技術担当M:片側3車線の道路で40km/h制限とかありえないですね。
局長S こういうことをモーターファンからも発信していかないとね。そんなわけで読者の皆様今年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。

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(MotorFan MotorFan編集部)

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