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業界ニュース 2018.12.4

かつての大人気車も今は月販1000台以下に凋落! それでも見捨てるには惜しい魅力の国産車5選

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 かつては売れていたのに今はファンに見放されたモデルも……

 優れたパワートレインや燃費性能、個性的なデザインといった特徴がありつつも、残念ながら販売台数につながらないクルマも存在する。そんな販売台数だけで評価してはいけない魅力的なモデルを、モータージャーナリストの渡辺陽一郎さんが紹介する!

    【月販数十台のクルマも】売れない車種を販売し続ける理由とは?

 1)日産スカイライン

 カルロス・ゴーン元会長の疑惑に包まれる日産は、かつてクルマ好きから高い支持を得ていた。その中核にあった人気車がスカイラインだ。とくに1972年に発売された4代目(通称ケンメリ)は、1973年に月販平均1万3133台に達した。今の小型/普通車でトップ水準のノートが月販平均1万台少々だから、ものすごい売れ行きであった。

 この4代目に比べると現行型は超絶的に不人気だ(2017年の登録台数は1973年に比べると60分の1)。インフィニティブランドに属する海外向けの車種になり、ボディが大幅に拡大されて往年の機敏な印象は薄れた。

 しかし、Lサイズセダンでは悪くない商品だ。基本的な味付けが北米向けとあって、操舵感には過敏に反応する玩具的な子どもっぽさを伴うが、走行安定性は阻害されにくい。持ち味の範囲にとどめた。後席を含めて居住性も満足できて、走行性能や装備を考えると価格は少し割安だ。日本向けではないが、スポーツセダンの楽しさを分かりやすく表現している。

 2)日産フェアレディZ

 スカイラインと並んで日産の走りを象徴するスポーツカーだ。1969年に発売された初代モデルは、日本と北米の両市場でヒット作になった。この後、後席を備えた2by2も加わってスポーツカーらしさが希薄になったが、2002年に発売された5代目の先代型では、2シーター専用車に戻している。純粋なスポーツカーに回帰した。

 現行型の6代目ではホイールベース(前輪と後輪の間隔)が100mm短くなり、全幅は1800mmを超えてワイドだが、今の日本車では運転が楽しい部類に入る。外観は好みが分かれるが、スポーツカーらしさは濃厚だ。400~500万円の価格も、V型6気筒3.7リッターエンジンを搭載するスポーツカーでは割安な部類に入る。

 3)ホンダ・アコード

 アコードの初代モデルは、コンパクトなシビックに続くミドルサイズカーとして1976年に発売された。

 1985年登場の3代目は、電動で開閉するリトラクタブルヘッドライトを備え、端正な外観と広く快適な居住空間が特徴だった。今のクルマと違って視界も良いから、5ナンバーサイズと相まって運転しやすい。3ドアハッチバックのエアロデッキも注目された。

 ところが1993年に発売された5代目は、自動車税制の改訂を受けて3ナンバー車になり、北米向けのボディを国内市場に流用したから人気を下げた。

 1997年には6代目のセダンを5ナンバーサイズに戻したが、もはや人気は回復せず、7代目は再び3ナンバー車になる。しかも国内版アコードはアキュラTSXとボディを共通化したから、スポーティな代わりに後席が狭い。8代目も同じ路線だが、現行型になる2013年登場の9代目は、海外のアコードと共通化されて再び居住空間を広げた。そしてハイブリッド専用車になっている。まさに行き当たりバッタリの紆余曲折だ。現行型はボディが大柄で日本向けではないが、前後席ともに広く、国産セダンではトップ水準の居住性を備える。

 しかもスポーツハイブリッドi-MMDは、高速巡航時を除くと駆動をモーターが受け持つ。加速が滑らかで余裕があり、ハイブリッドLXのJC08モード燃費は31.6km/Lに達する。効率がきわめて高い。

 4)スバル・レガシィ

 1989年に発売された初代レガシィは、独自の水平対向エンジンと4WDシステムによってヒット作になった。ボディタイプはツーリングワゴン、セダン(3代目以降の名称はB4)、2代目以降はSUV風のアウトバック(国内ではグランドワゴンとかランカスターと呼ばれた時期もある)をそろえた。

 6代目の現行型ではボディが大幅に拡大。ツーリングワゴンは廃止となり、実質的に後継のレヴォーグへ切り替わった。それでもアウトバックとB4は、前後席ともに居住性がとても快適だ。質感も満足できて、アウトバックは荷室も広い。

 水平対向4気筒2.5リッターエンジンの性能は平凡だが、運転がしやすく、4WDの併用で走行安定性も優れている。価格は割安で、頻繁に長距離を移動するユーザーには選ぶ価値が高い。

 5)マツダ・ロードスター

 初代モデルは、1989年に1.6リッターエンジンを積んだ後輪駆動のコンパクトなスポーツカーとして発売されて大ヒットした。この後、1998年発売の2代目では1.8リッターエンジンを加え、2005年の3代目では2リッターを搭載する3ナンバー車になった。

 しかし2015年発売の4代目になると、ソフトトップの排気量を1.5リッターに抑えて、機敏な運転感覚を取り戻した。ドライバーと車両が一体になった走る楽しさを満喫できる。

 また電動開閉式のハードトップを備えたRFは2リッターエンジンを搭載しており、ソフトトップとは異なるオシャレで上質な運転感覚が魅力だ。全長が4mを下まわる後輪駆動のスポーツカーは、世界的に見ても貴重な存在になっている。

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(WEB CARTOP 渡辺陽一郎)

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みんなのコメント

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  • nov*****|2018/12/04 13:19

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    ここにロードスターを入れることに物凄い違和感。
  • pek*****|2018/12/04 13:57

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    Zは実質的に一世代前の車である為に価格も前世代の価格。ZやマークX等はスペックを考えるとかなりリーズナブル。もしフルモデルチェンジされれば価格は百万円以上は一気にハネ上がるだろうな。
  • cae*****|2018/12/04 14:24

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    ほぼ全てのスポーツモデルがここに入りそう。
    Zやロードスターは代替わりしつつまだ売ってるだけマシ。 殆どが生産中止だから、月販にしたらゼロだぜ。

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