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【日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカーの真実】「フォルクスワーゲン ポロ」編

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【日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカーの真実】「フォルクスワーゲン ポロ」編

2018年11月7日、「2018-2019 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の10ベストカーが発表された。このあと、11月20日の「10ベストカー試乗会」を経て、12月7日の最終選考会でイヤーカーが決定することになるが、今回はその選考対象となる10ベストカーの中から、フォルクスワーゲン ポロを紹介しよう。(掲載は順不同)

ポロ TSIハイライン

ハイブリッドカーに救援要請しちゃダメ? バッテリー上がりで注意すべきこと

ポロは、2018年3月20日にフルモデルチェンジして登場したフォルクスワーゲンのコンパクトモデル。先代よりも全長が65mm、全幅が65mm、ホイールベースが8mm拡大され、とくに後部座席の居住性が大きく向上した。日本仕様は先代から5ドアモデルを中心に展開していたが、新型から本国ドイツでも5ドアボディに一本化された。

また、ラゲッジスペースも351/1125Lまで拡大され、実用面でもゴルフに匹敵する実力を身につけた。

コクピットは水平基調のすっきりとしたものに一新、上級モデル譲りの先進安全運転支援システム、先進のインフォテインメントシステムやモバイルオンラインサービス、デジタルメータークラスターなど、その充実した装備や上質な作り込みは、コンパクトカーのベンチマークとして新たな次元に進化したことを実感させる。

パワーユニットは95psを発生する新開発の1L 3気筒ターボ「1.0TSI」と7速DSG(DCT)の組み合わせ。モジュラーアーキテクチャー「MQB」をもとに開発されたボディは、軽く効率的で、フロント/ストラット、リア/トレーリングアームのサスペンションと相まって、軽快な走りを見せる。

7月3日には180psの2L 直4ターボ「2.0TSI」を搭載するホットバージョン「ポロGTI」も登場。コンパクトなボディとハイパワーエンジンとの組み合わせは、痛快な走りを求めるユーザーにアピール。

スポーツサスペンションを組み込んだ低い車高、内外装な特別な誂えなども、GTIらしさを強調している。ちなみに、10月2日にはポロシリーズの一部改良が行われている。

価格も209万8000円から265万円、GTIでも344万8000円と手頃で、フォルクスワーゲンの主力となっている。

「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたゴルフに続いて、フォルクスワーゲンとして2度めのイヤーカー獲得はなるだろうか。

■ポロ TSIハイライン 主要諸元
●全長×全幅×全高:4060×1750×1450mm
●ホイールベース:2550mm
●重量:1160kg
●エンジン:直3DOHCターボ
●排気量:999cc
●最高出力:95ps/5000-5500rpm
●最大トルク:175Nm/2000-3500rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:横置きFF
●車両価格:265万円

[ アルバム : フォルクスワーゲン ポロ はオリジナルサイトでご覧ください ]

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