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これがニッポンの技術力! 世界を驚愕させた日本のクルマ3選

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これがニッポンの技術力! 世界を驚愕させた日本のクルマ3選

 自動車の歴史が浅い日本でも世界で評価されるクルマはある!

 日本車の歴史は1904年に「山羽式蒸気自動車」が誕生したところからスタートしたと言われており、海外に比べると歴史が浅いことは否めない。しかし、日本車は海外のメーカーの技術を研究、吸収しながら発展し、その高い信頼性とリーズナブルな価格で徐々に海外でも評価されるモデルを生み出してきた。

「販売のトヨタ」「技術の日産」なぜそう呼ばれ、その評価は今も不変か?

 そして現在では世界トップレベルの車両を生み出す国として認識されているのはご存じの通りだ。そこで今回はそんな日本車の中でも世界に誇れる車種を3台ピックアップしたい。

 1)日産フェアレディZ(S30型)

 今ほど日本車の評価が高くなかった1960年代に当時米国日産の社長であった片山豊氏が、北米市場でイメージリーダーになる車種をと、アメリカ市場のニーズに合ったスポーツカーを提案したのが始まりだった。

 それまでのフェアレディは小型のオープンスポーツだったが、それでは北米市場で戦うのは厳しいとの判断で、ロングノーズ、ショートデッキのクローズドボディに4輪独立のストラットサスペンションを持った現代的なGTカーとなった。その結果、海外のGTカーとも充分に渡り合える実力を持ちながら、圧倒的に安価で購入することができるモデルとして爆発的ヒット作となったというわけだ。

 2)トヨタ・プリウス(初代)

「21世紀に間に合いました」というキャッチコピーと共に登場した、世界初の量産市販ハイブリッド車が1997年に登場したトヨタ・プリウスだった。駆動ユニットはTHS (Toyota Hybrid System) と呼ばれ、ミラーサイクル方式の1.5リッターガソリンエンジンと、30kW/305N・mを発生する永久磁石式同期モーターを併用して走行するもので、デビュー時のカタログ燃費は28.0km/L(10・15モード燃費)と当時としては驚異的な数値を叩き出していた。

 当時はまだハイブリッド車に免疫がなかったこともあり、大ヒットと言えるほどの販売台数を記録することはなかったが、この初代プリウスがあったからこそ日常的にハイブリッドカーが走り回る今日があると言っても過言ではないだろう。

 3)トヨタ・セルシオ(初代)

 トヨタのフラッグシップセダンとして、そして海外で展開する高級ブランド、レクサスのフラッグシップとしての使命を受けて誕生した初代セルシオ(レクサスブランドではLS)は、それまでのフラッグシップであるクラウンを超えるモデルとしてリリースされた。このセルシオの特筆すべき点は、その圧倒的な静粛性だろう。

 海外のCMでは、ボンネットにシャンパンタワーを積み上げた状態でローラー上に車両を置き、230km/hまで加速してもタワーが崩れないというものを放映していたほどだ。これはエンジンはもとより、駆動系の部品精度を格段に上げ、極力振動が出ないようにするというものだった。この初代セルシオが与えた衝撃は計り知れないもので、海外の高級車ブランドはこぞって同車を購入し隅々まで研究を重ねたと言われている。

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