パリモーターショーが10月2日から開催(プレスデー)となるが、120年記念としてその前に開催されたのが、パリ市内で行なわれたヒストリックカーを中心としたパレードラン。その半端ない歴史的雄姿の数々は、自動車というものの歴史の重さを感じさせた。ここではその模様をお送りする。
パリモーターショー開催の1898年から120年記念となるのが今回のショー。特別イベントの皮切りとなるのが、歴史的名車によるパリ市内のパレードランだ。
付き合うごとに味が出てくる予感 〈ルノー・カジャー長期レポートVol.4〉
起点となるのは、コンコルド広場。ここはシャンゼリゼ通りの東端。また、FIA本部を望む地点でもあり、悲劇の歴史とは別に、自動車とはゆかりのある場所でもある。隣接する道路の一部も封鎖して広い敷地を確保しているのだが、ここは渋滞の有名な場所でもあるので日曜の午前から昼過ぎまで確保できているのは、ちょっと驚きでもある。
集められたのは230台以上。年代を超えて代表的なフランス車を中心に、イタリア車、イギリス車、アメリカ車など、そのバリエーションは豊富。
世界最古のモーターショーである、パリサロンの歴史を顧みるに十分な顔ぶれが揃ったと言えるだろう。
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