空気圧不足は最悪ホイールリムからタイヤが外れる可能性も
タイヤの空気圧は、走りにも燃費にも影響を及ぼすので重要だ。しかし、一般的には気にされることが少ない。自動車メーカーによって車種ごとに指定されているので、つねにその数値に合わせておくのがよい。指定空気圧は、運転席側のセンターピラーに記載されていることが多い。
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とはいえ、毎日空気圧を点検するのは面倒だし、現実的ではない。そこで、給油のたびにスタンドで確認・調整することを心掛けるとよい。しかし近年は、燃費のよいクルマが増え、給油間隔が長くなったことでガソリンスタンドへ行く回数も減っているはずだ。そこで、月に一度はタイヤの空気圧を点検すると安心だろう。また、空気圧を気にしていると、当然ながらトレッドの溝にも目が行くようになり、タイヤ交換時期を遅らせてしまう懸念も減る。
日本には四季があるので、夏と冬では気温差が大きい。地域にもよるが、およそ40度近い差があるのではないか。したがって、タイヤの空気圧も夏と冬とで違ってくる。
夏は暑く空気の温度が上がるので、空気は膨張し、タイヤの空気圧が高まる傾向になる。冬は逆に寒いので、空気が収縮して、タイヤの空気圧が下がる傾向となる。したがって、冬はとくに空気圧不足になる恐れが強まり、あくまで極端な場合だが、タイヤがホイールリムから外れることも考慮しておく必要がある。日常的にそのようなことにはなりにくいが、万一の危険に際して急ハンドルを切らなければならないなどといった際、タイヤが外れることはあり得る。
そこで、冬はとくにこまめにタイヤの空気圧を点検するとよい。空気圧の数値そのものは、自動車メーカー指定の値が基本だ。季節によって上下させる必要はない。ただ上記のように、季節によって空気圧の変化が大きく起こるので、こまめな点検を心がけることが大切だ。
また空気圧は、燃費にも影響をおよぼす。適正値でないと、タイヤの抵抗が増えて燃費が悪化する。さらに、空気圧が足りないと燃費にも操縦安定性にも不都合となりやすい。また適正空気圧を保っていれば、偏摩耗を防ぎ、タイヤを長持ちさせることにもつながる。
放っておくと、タイヤの空気圧が減っていくことさえ知らなかったり、気付かなかったりすることが多い。タイヤはあって当たり前の存在でありながら、実は生き物のように日々変化(走るごとに摩耗もしている)しており、走りに大きな影響を及ぼす部品だ。影の存在とはいえ、クルマの走りその物を左右する重要な消耗部品なのでつねに意識し、思い立ったときには点検をすることが、安全で楽しいドライブと、よい燃費を約束してくれる。
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