■今期7勝目、怪我が完治しなくても優勝
全日本ロードレース選手権第6戦は、栃木県のツインリンクもてぎで全日本スーパーフォーミュラ選手権と今年3度目の共催となる2&4レースとして行われました。
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フロントローからスタートを切ったYAMAHA FACTORY RACING TEAMの2台は、中須賀選手がスタートでフロントタイヤを浮かせてしまい、野左根選手も隙をつかれTeam HRCの高橋巧選手に第1コーナーを制されてしまいます。
その後、順位を挽回した中須賀選手がトップ高橋選手との接戦となり、さらに、9周目にファステストラップを記録した野左根選手が2人に追いつき、トップ争いは3台が入れ替わる激しいレース展開となります。
15周目に野左根選手はトップに立ち、16周目までトップでレースを牽引しますが、その16周目に高橋選手をパスして2番手に上がった中須賀選手が、17周目のS字コーナーで野左根選手を攻略しトップに浮上します。
18周目には、トップ争いに周回遅れが絡み、トップの中須賀選手が逃げ、野左根選手、高橋巧選手の順位となり、中須賀選手がそのままトップを堅持しチェッカーを受けました。
野左根選手も2位でゴールしYAMAHA FACTORY RACING TEAMは開幕戦ツインリンクもてぎのレース2以来となるワンツーフィニッシュを達成しています。
レース前に中須賀選手は「鈴鹿8耐で痛めた肩が完治していなくて、23周はちょっと厳しい距離」と語っていましたが、終わってみれば今期7勝目を記録しました。
■中須賀選手、チャンピオンシップには貴重な一勝
YAMAHA FACTORY RACING TEAM 中須賀克行選手(優勝)
「肩を痛めていたために本当に苦しいレースで、それだけに勝てたことはこの上なくうれしい。そう、うれしいのひと言に尽きるね。スタートでミスをしたけれど、すぐに挽回することができたし、トップの高橋巧選手に追いついてからは、自分の身体の状況を判断しながら抜く場所を探していた。でも、自分よりも前に野左根選手がトップに立ったのだけれど、路面温度が想定以上に上がっていたせいか、トップに立つとペースが上がらなくなるようだった。それなら自分が前に出てペースを抑えてしまおうと思って、これがうまく行った形。レース前は6位以内に入れればと思っていたけれど、チャンピオンシップを考えると貴重な1勝になった」
YAMAHA FACTORY RACING TEAM 野左根航汰選手(2位)
「第5コーナーでオーバーランしそうになったりと、レース序盤でペースを掴みきれずに追い上げを強いられてしまったのが優勝に届かなかった要因です。レース序盤は本当に心が折れそうになったけれど、10周過ぎ頃からリズムが戻ってきて追い上げることができた。でも、中須賀選手に対して勝負はできたけれど勝ち抜くことができなかったのが反省点だし今後の課題です。次のオートポリスは得意なサーキットなので挽回します」
Team HRC 高橋巧選手(3位)
「今年はスタートがいいので、前に出て逃げながら、トップ争いの台数を絞り、じっくりと勝負できる状態を作りたいと思いました。ペースをコントロールしながらタイムを上げて1分48秒台に入れましたが、後ろは離れず、3台のバトルになりました。その中でトップに出るチャンスを探しましたが、3コーナー立ち上がりでミスをして離れてしまったあたりからリズムを崩し、それを取り戻そうとしましたが、ばん回することができませんでした。決勝朝のフリーから路面温度が10℃上がり、4輪カテゴリの走行後でコンディションが大きく変わってしまったようです。その路面に合わせきれなかったことも、逃げきれなかった要因でもあるので、セッティングを含めてしっかり見直していきたいと思います」
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