HARLEY-DAVIDSON®(ハーレーダビッドソン)は日本時間30日深夜に“More Roads to Harley-Davidson”と題した新たな 中期経営計画を発表。今後2022年までに積極的な投資とコスト削減、魅力的な新製品導入と店舗体験や ディーラー網のさらなる整備を進めることで、2017年比で世界売上高を10億ドル規模で伸長させることを目指す。
ハーレーダビッドソンは、既存のハーレーダビッドソンオーナーとの強固な結びつきは維持しつつ、日本を含むアジア市場を中心とする次世代ライダー育成を強化し、より手頃で小排気量(250ccから500cc)のモーターサイクルを、インドを皮切りとして戦略的にアジアで生産・ 販売しする。またかねてより計画中だったハーレーダビッドソン初の電動モーターサイクル『LiveWireTM』を、2019年に 正式に市場導入する。『LiveWireTM』は2022年までにモデル拡充を予定し、より軽く・小さく・手にしやすい 製品群化することで、新たなライダーの創出を目指す。
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また、中排気量モデルには、新たなセグメントへの参入となるハーレーダビッドソン初のアドベンチャーツーリングモデル 『Harley-Davidson Pan AmericaTM 1250』と、新ストリートファイターモデル(975cc)が2020年に登場するのに加え、2021年 には新たな1250ccカスタムモデルを市場導入する。このようにハーレーダビッドソンでは、あらゆる価格帯・ エネルギー源・排気量・ライディングスタイルの多様化を推進し世界中のライダーをこれまで以上に魅了することを狙いとしている。
また市場志向のアプローチをより推進するため、ハーレーダビッドソンの都市型アパレル専門店を世界規模で開店する ほか、世界的なeコマース・プロバイダーとの協業も計画中。米国HARLEY-DAVIDSON Inc.社長兼CEOのマット・レバティッチは「発表した大胆なアクションにより、優れた製品開発と製造、世界におけるブランド力、そしてディーラーネットワークという、ハーレーダビッドソンの幅広い性能と競争力を最大化することが期待できます。ロイヤルライダーの 皆様はもちろん、まだライディングの喜びを考えたこともない未来のライダーの皆様にも、これらの“革命”を通じ新たな 自由を提供できれば幸いです。」と述べた。
2020年に登場予定のアドベンチャー・ツーリング・モーターサイクル『Harley-Davidson Pan AmericaTM 1250』(写真上)と 新ストリートファイターモデル(同中・下)、2021年にデビュー見込みの1250ccカスタムモデル(写真右下)。
※いずれもプロトタイプの画像となります。
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