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業界ニュース 2018.7.17

「いいクルマ」ってどんなクルマ? 意外にもちゃんとした理由が存在

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■抽象的すぎる! いいクルマとは何を示すのか

 クルマ好きがよくいう「このクルマいいよ」「あれはいいクルマだね」というセリフを耳にしたことがあると思います。では、実際にどのようなクルマのことを「いいクルマ」と指すのでしょうか。

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 この「いいクルマ」とは、クルマに詳しい人であれば、走行性能が高かったり、特別な便利機能があったり、最近では燃費が優れているなどを想像することができます。

 トヨタも『もっといいクルマづくり』というキーワードを使って、商品力の向上に取り組んでいます。しかし、多くの人は「抽象的すぎて分からない」と思っているのではないでしょうか。そこで、自動車評論家の岡崎五朗氏に「いいクルマ」とは一体何なのか、聞いてみました。

 岡崎氏は、「いいクルマ」の条件として、『クルマが自分の手足のように動く』ということを挙げるとともに次のように話します。

「僕が考える理想的なクルマは、アクセルを踏み込むと、予想以上でも予想以下でもない、まさに思った通りの加速をしてくれる。同じようにブレーキを踏めば思い通りに減速する。ハンドルを切れば思い通りに曲がってくれる。さらに路面の荒れや傾斜、強風といった、思いもよらないトラブルに対し、予想外の動きをしないことも重要な要素のひとつであると考えています。このように自分が頭の中でイメージした通りの動きをしてくれるクルマを私は“いいクルマ”と呼んでいます」

 実際に「自分の乗っているクルマは真っ直ぐ進もうと思えば進むし、止りたい時にちゃんと止まってくれる」と思えるクルマは「いいクルマ」といえます。

 さらに岡崎氏は、「人間は優れた生き物で、無意識にクルマの欠点をカバーする動きをするんです。もっと“いいクルマ”に乗れば、自分のクルマがいかに多くの修正をドライバーに要求していたかが分かると思います。まさに“いいクルマ”とは足に完全にフィットした“靴”のように履いていることを意識させない私たちドライバーにとってとても優しいクルマであるとも言えます。あえて僕がひとつ挙げるなら『フォルクスワーゲン ゴルフ GTI』です」と続けて話しました。

 靴のたとえ話にもありましたが、自分の足の大きさに合っていない靴を履けば靴擦れを起こしたり、転びやすかったりします。クルマも同じで「いいクルマ」に乗れば、万が一の際にもクルマの挙動が乱れにくく、トラブルを回避しやすい運転が可能です。

「いいクルマ」に乗ることは、自分が快適に運転できるだけでなく、事故が減りクルマ社会の安全にも貢献できます。そうゆう意味で「いいクルマ」とは、みんなに共通した存在といえます。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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