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歴代ファンも納得の中身! 新型スズキ ジムニーの先行情報が公開

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歴代ファンも納得の中身! 新型スズキ ジムニーの先行情報が公開

 じつに20年ぶりのフルモデルチェンジ

三菱パジェロやトヨタ・ランドクルーザーに匹敵する……と言ってもまったく大げさではない、日本を代表するクロカン4WDモデルのスズキ・ジムニーが、約20年ぶりにフルモデルチェンジを行い今夏に発売を予定している。その事前情報が公開されたので紹介しよう。

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クルマ好きにとって馴染み深いジムニーは、軽自動車でありながら凄まじい悪路走破性を発揮する唯一無二の存在として人気を博している。1970年に登場した初代ジムニーは、軍用ジープのようにフロントガラスが倒れたり、屋根の幌はジッパー式でまるでテントに入るかのような面白いクルマだった。エンジンは360ccの2ストロークエンジンを搭載。その後1976年に軽自動車の規格が変わり、550ccのエンジンを搭載するなど時代に合わせた進化を2代目、3代目と遂げてきた。現行の3代目ジムニーは、雪国はもちろん、多くの愛好家や海外でもラリーマシンとして活躍している。その人気は販売台数にも出ており、世界累計で285万台を達成しているのだからその凄さが伝わるだろう。また、軽自動車であることから車両価格が安いこと、維持費が安いこと、そしてアフターパーツの豊富さなども、人気の理由のひとつといえる。

そして今夏、歴代モデルのDNAを受け継いだ4代目がついに登場する。ラダーフレームに縦置きエンジン+FRレイアウトはもちろん、副変速機付きパートタイム4WDに3リンクリジッドアクスル式サスペンションを採用。オンロードはもちろん、オフロードも自由自在な走破性はしっかりと受け継がれている。

 デザインを見ても初代のライトまわりをモチーフにしていたり、サイドのボンネットフィンなども2代目からのオマージュがなされているような気がする。テールランプはこれまでもバンパーに埋め込まれてきた伝統のデザインを受け継いでいる。

公開されたHPやパンフレットの情報によるとジムニーには3グレード用意され、XC・XL・XGにそれぞれ5速MTと4速ATを選択することが可能だ。グレードによる主な装備の違いは下記の通り。

XG ●運転席・助手席SRSエアバッグ ●SRSカーテンエアバッグ ●フロントシートSRSサイドエアバッグ ●マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ ●エアコン ●フロント2スピーカー ●16インチスチールホイール など

XL ●フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ ●フルオートエアコン ●キーレスプッシュスタートシステム ●電動格納式リモコンドアミラー ●スモークガラス など

XG ●デュアルセンサーブレーキサポート ●LEDヘッドランプ ●ヘッドランプウォッシャー ●クルーズコントロールシステム ●LEDサイドターンランプ付ドアミラー ●16インチアルミホイール など

また、ジムニーシエラも同時に公開。ジムニーとの違いはオーバーフェンダーが追加され、1.5リッターエンジンに、それぞれ5速MTと4速ATを設定。シエラには2グレード用意される。詳細は下記の通りだ。

JL ●フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ ●フルオートエアコン ●キーレスプッシュスタートシステム ●電動格納式リモコンドアミラー ●スモークガラス ●15インチスチールホイール など

 JC ●デュアルセンサーブレーキサポート ●LEDヘッドランプ ●ヘッドランプウォッシャー ●クルーズコントロールシステム ●LEDサイドターンランプ付ドアミラー ●15インチアルミホイール など

ボディカラーはモノトーンが9色、ツートンが3色、受注生産カラーが1色用意される。全車に設定されるのは、ブルーイッシュブラックパール・ジャングルグリーン・シルキーシルバーメタリックの3色。どの色にするか非常に悩ましいところである。

そしてなにより嬉しいのが、ジムニーXC、ジムニーシエラJCに装着されるスズキ・セーフティサポートだ。単眼カメラとレーザーレーダーでデュアルセンサーブレーキサポートを採用し、自車速度が約5km/hから約100km/h、歩行者が対象の場合は約5km/hから約60km/hで走行中、前方の危険を察知すると自動的にブレーキがかかるシステムだ。なお、XL・XGにはメーカーオプションとして設定されている。

現在全国のディーラーでは、発売と同時に届く、カタログ事前予約を行っているとのこと。購入を検討されている方は特設HPにアクセスしてほしい。待ちに待った新型の走りに期待したい。

●新型ジムニー特設サイト http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/special/

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