3Dプリンターが貴重なクラシックカーの存続の危機を救うかもしれない。ポルシェは2月13日、クラシックモデル専門の部門であるポルシェ クラシックから、古いクルマの修理に必要な希少なパーツについて、3Dプリンターを使って製造する方法を発表した。
ポルシェは世界中にファンがおり、歴史的に価値のある古いクラシックカーを大切に所有している愛好家も多い。そうした古いモデルのオーナーにとって重要な問題がスペアパーツの欠品だ。
ポルシェクラシックでは約52,000点という豊富なパーツを揃えており、スペアパーツの在庫が少なくなったり在庫切れになると、オリジナルのツールを使って複製するという方法をとっている。しかしそれでもすべての部品が供給可能なわけではなく、限られた数しか出ない部品までを供給可能な状態に維持することは困難という。
そこで今回新たに活用されることになったのが3Dプリンター。3Dプリンターを使えば、ひとつのマシンで複数の部品の成型が可能となるため、特定の部品のために必要な専用ツールを用意する必要はなくなる。数が出ない部品の場合、そのメリットは特に大きくなるというわけだ。
もちろん製造される部品は品質試験により、十分な強度が確認されたものに限られる。実際にポルシェクラシックでは3Dプリンターを使って部品を製造しており、それらは規定の圧力試験や、内部欠陥を調べる断層撮影法による検査などをクリアしているという。
現状では3Dプリンターにより製造される部品の種類は限られているが、技術が確立されればより広範囲で一点物の再生サービスが進む可能性もある。クラシックカーの救世主となる可能性を秘めた3Dプリンター。今後の発展に期待したい。
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