18金メッキの「STIフレキシブルタワーバー」が展示
2月10日から12日までインテックス大阪で開催された「大阪オートメッセ2018」。ホール6Aにブースを構えるSUBARU/STIは、「ヴィジヴパフォーマンスSTIコンセプト」を筆頭に、「レヴォーグ」および「BRZ」の「STIスポーツ-STIパフォーマンス-」を参考出品した。
また、限定450台に対し10倍以上の抽選申し込みが入り完売した「S208」、「BRZ」の2017年スーパーGT・GT300参戦車両、そして1996年WRCサンレモラリーでコリン・マクレー選手が完全優勝を果たした「インプレッサ555」を展示。正統派美女揃いのコンパニオンよりも熱心に写真に収めるスバリストが途切れることなくブースを訪れていた。
その中で、「STIフレキシブルタワーバー」、「STIフレキシブルVバー」、「STIフレキシブルドロースティフナー」、「STIフレキシブルサポートフレームリヤ」といったボディ補剛アイテムなど、各種STIチューニングパーツの仕組みと効果を体感できるコーナーを設置。実物に触れながらSTIスタッフの説明を受け、単純に固めるのではなく入力方向によっては適度なしなりを与えることで直進性を高めることの意義を学んでいた。
そんな「STIフレキシブルタワーバー」が、2007年7月の生産開始から10年強、2017年12月に累計生産本数10万本を達成。その記念に制作された18金メッキ仕様が展示されており、「欲しい!」、「付けたい!」と思ったのは筆者だけではないはずだ。
……が、スタッフによれば「実際に装着するとエンジンルームの熱に耐えられず、18金がすぐボロボロになります」というから、代わりにスバルオンラインショップで販売されている、Tシャツやブックマーク、キーチャームなどの記念グッズで我慢するしかなさそうだ。残念!
そして、4月発売予定のWRX/レヴォーグ用「STI Performanceアルミホイール 鍛造18インチ」を参考出品。カラーは薄いガンメタと濃いガンメタの2種類(正式名称は検討中)、リム幅は8Jと8.5Jが設定される予定だという。
スバルテクニカインターナショナル部品PGM主事の谷内田満(やちだ・みつる)さんによれば、「RAYS製のものをベースにスポークの幅を広げ、リムの剛性も高めることで、とくにフロント側への負荷が大きいWRX/レヴォーグの走りに対応しました。さらにリムのくぼみを大きく付けることでエアボリュームを増やし、タイヤのおいしいところをより多く使えるようにしています」とのこと。
このように徹底して性能アップにこだわって作られたことから、ホイールとして初めて「STI Performance」の名を冠することになったそうだ。 気になる重量と価格は「エンケイ製鋳造とBBS製鍛造の間くらい」(谷内田さん)とのことなので、重量は10kg以下、価格は8万円前後になるだろうか?
会場に展示されている「レヴォーグSTIスポーツ-STIパフォーマンス-」に装着されているので、オーナーはこれを見て自分の愛車に装着された時の精悍さがアップしたスタイルを想像してみてほしい。
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