2018年1月18日、パイオニアとみちのりホールディングス、茨城交通の3社は、路線バスの自動運転の実現に向けた実証実験を、茨城県・常陸太田市内で1月から行なうと発表した。
この実証実験は、2017年8月にパイオニアとみちのりHDが実施について合意 【https://autoprove.net/supplier_news/pioneer/51563/】 しており、実際に乗客が利用する路線バスで実証実験が行なわれる。将来的な路線バスの自動運転化に向けて、リアルな運行情報を収集・解析し、スムーズで安心・安全な自動運転を実現する技術の研究・開発につなげることを目的としている。
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複数のバス会社を保有し路線バスの運行ノウハウを持つ、みちのりグループとカーナビゲーションで培った自車位置推定技術や、自動運転に必要とされる走行空間センサー「3D-LiDAR」、自動運転用地図などの開発を進めるパイオニアは、それぞれの知見を持ち寄り、将来の自動運転社会の実現に向けて研究・開発を進めて行くという。
■実証実験の概要
期間:
2018年1月から半年間程度 (不定期に実施)
対象バス会社:
茨城交通(みちのりグループ)
場所:
茨城県常陸太田市の市街地循環線ルート
実験内容:
熟練バス運転手が運行する路線バスの走行環境および車内状況を撮影し、その解析と評価を通じて、よりスムーズで安心・安全な自動走行バスを実現するためのデータおよびノウハウを収集・蓄積する
みちのりホールディングス 公式サイト
茨城交通 公式サイト
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