“緑の地獄の野獣”("Beast of the Green Hell")がついにロードバイクとして登場した。新型のROTWILD R.S2限定版“緑の地獄の野獣”は4輪・2輪のレース界における最高を追求した、文字通りのバケモノだ。このスペシャルモデルはAMG 社の創立記念にあわせて50台ほど生産される予定だ。
この限定モデルはメルセデス-AMG GT RとのコラボとしてROTWILD社から7,109ユーロ(約94万円)で販売される。この7109という数字は、メルセデス-AMG GT R が“グリーン・ヘル(Green Hell, 緑の地獄)”と呼ばれるドイツ・ニュルブルクリンクの1周約22.8キロのノルトシュライフェでたたき出した7分1秒6というタイムから来ている。この公道走行可能モデルとしては驚異的なタイムを出した、まさに“野獣(Beast)”と呼ぶのにふさわしいメルセデス-AMG GT Rのイメージをロードバイクの形にしたのだ。
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新型の限定版ROTWILD R.S2“緑の地獄の野獣(Beast of the Green Hell)”には最先端の技術が詰み込まれている。職人たちによって手作りで作られるフレームには“カーボンモジュール・モノコック・テクノロジー(MMT2)”技術が可能とした頑強な繊維を材料とし、大幅な軽量化に成功している。それによって作られるフレームは非常に軽く、最適な剛性と理想の衝撃吸収特性をもたらす。また特別に製作されるシートにより、特にロングライドにおいて快適な乗り心地を可能とする。さらに、29インチのCRANK BROTHERS製カーボンホイール“コバルト11”が力強い加速と安定したブレーキングを可能にする。
独特なホイール形状は回転質量を極限まで少なくし、ホイールセンターに重量を集める狙いだ。ツイン・ペア スポーク形状を取ることで側面方向の合成を確保している。ディスクブレーキやドライブとレイン、シフターなどのコンポーネントはシマノ製のを搭載しており、ロードレーシングの最高水準に応えるようになっている。ロードバイクとして生まれ変わった“緑の地獄の野獣”は最高の自転車を求めるライダーにはぴったりな1台だ。
この限定版ROTWILD R.S2はメルセデス-AMGとROTWILDのコラボレーションの第三弾となる。2013年にはフル・サスペンションのR.X45が、2015年にはメルセデス-AMG GT SにインスパイアされたROTWILD GT Sが発売されている。
メルセデス-AMGとROTWILDは2013年より長く戦略パートナーシップ協定を結んでおり、以来「AMGブランドに4輪と2輪の選択肢」を提供している。
フォーク:ROTWILD F340 DM ROAD
ハンドルバー:PRO STEALTH EVO ANATOMIC, STEM-HANDLEBAR COMBINATION, FULLY INTEGRATED UD CARBON (XS/S-M/L-XL 400-90 / 420-100 / 440-110)
シートポスト:ERGON CF3 PRO CARBON, Ø27.2x330 FLIP HEAD 7x9
シート:ERGON AMG SRX3 PRO CARBON
クランクセット:SHIMANO DURA ACE R9100 172.5 52-36T.
シフター:SHIMANO ST-R9120 HYDRAULIC DISC
フロントディレイラー:SHIMANO DURA ACE R9100-F 2 SPEED
リヤディレイラー:SHIMANO DURA ACE R9100-SS 11 SPEED
チェーン:SHIMANO DURA ACE HG901-11
スピードカセット:SHIMANO DURA ACE 11-28T.
ブレーキ:SHIMANO BR-RS785 HYDRAULIC DISC
ローター:SHIMANO RT900-SS 160/140
ホイールセット:CRANKBROTHERS COBALT 11, CARBON 100-15/135-5 TA RWS
タイヤ:CONTINENTAL GRAND PRIX 4000, VECTRAN 700x28C0 (28-622)
他:CARBON BOTTLE CAGE
カラー:CARBON / HELL GREEN
値段:7109 ユーロ
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