直感的に曲がる方向が掴みやすい
自動車の保安基準について国際協調が進んでいることはよく知られている。20年近く前に、国連の「車両等の型式認定相互承認協定」に加入、さまざまな基準を共通化することで、安全性の向上や車両開発の円滑化などを狙っている。
【試乗】ヘタなコンパクトカーは敵じゃない! 新型ホンダN-BOXターボは軽の枠を超えた
その一環として、いわゆる「流れるウインカー」が認められるようになったのは、ご存じのとおり。当初は輸入車から導入されてきたが、今や軽自動車(新型N-BOXカスタムに標準装備!)にも使われるようになっている。
さて、こうしたウインカーは「シーケンシャルウインカー」とも呼ばれるが、日本語で表すと「連鎖式点灯の方向指示器」となる。連鎖式点灯とは、灯火の個々の光源が決められた順で点灯するようになっていること。たとえば5つのLEDを使った連鎖式点灯ウインカーでは、内側から順番に点灯していく、5つすべてのLEDが点灯した段階で、すべてが消灯。
ふたたび内側から順々に点いていくという点き方が求められている。流れるといっても最初に点いたLEDがサイクルの途中で消えてしまうといった点灯パターンはNGなのだ。
さて「流れるウインカー」は、先進的なイメージで注目を集めているが、機能面でのアドバンテージはどうなのだろう? 前述したように保安基準では内側から順々に点灯していくことが求められているので、直感的に曲がろうとしている方向がわかりやすいというのはメリット。クルマの構造やルールを知らない子供などにも、「そこに見えるクルマは光が流れている方向に曲がろうとしているんだ」と理解させることが期待できる。
また、こうしたシーケンシャル点灯はハザードランプを点けたときにも同様。現時点では目立つ点灯方式なので、後方から迫ってくる車両に危険な状況があることを伝える能力に優れることも期待されるが、将来的にほとんどのクルマが「流れるウインカー」を採用してしまえば大差ない状況になるであろう。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! タフ顔&高級内装がカッコイイ! アンダー400万円の“充実装備”が嬉しい「GX O」印に登場
ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! “22年ぶり復活”の「2ドアクーペ」が鮮烈レッドに変化!? 2024年にも登場期待の「新モデル」米に登場
スバル「新型SUV」発表! スポーティ&ブラックな内外装がカッコイイ! オシャブルー新設定に販売店でも称賛の声
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?