スマホ連携での遠隔操作によるエンジンやエアコンの作動も可能
「F-PACE(エフペイス)」の弟分にあたるジャガーの新たな高級コンパクトクロスオーバーSUV「E-PACE(イーペイス)」が7月14日、イギリス・ロンドン市内のイベント会場「ExCeL」でワールドプレミア。らせん状に270度回転しながら15.3mものロングジャンプをする「barrel roll(バレルロール)」を成功させてギネス世界記録を樹立し、華々しくデビューを飾った!
【意外と知らない】ポルシェやランボルギーニが作っていた「アレ」とは?
E-PACEのエクステリアは、ジャガーのスポーツカー「F-TYPE(エフタイプ)」がモチーフとされており、ジャガー独自のフロント・グリル、筋肉質なプロポーション、ショートオーバーハング、迫力あるリヤラインを構築。
さらに、リヤに向かって急激に下降するルーフラインと独特なサイドウインドウ形状を与えることで、ジャガーのスポーツカーDNAを表現した。 5人が快適に座れ、後席のレッグルームにも余裕がある室内は、インテグラルリンク式リヤサスペンションの採用によって荷室も広く、ベビーカーやゴルフクラブセット、大型のスーツケースも積み込めるスペースが確保されている。
インパネには10インチのタッチスクリーンを標準装備。ジャガー・ランドローバーの「インコントロール」システムで、車両をスマートフォン上で追跡して車両のセキュリティを確保したり、事故が発生した際は救急サービスへ自動的に連絡したり、スマートフォンやスマートウォッチで燃料残量や走行距離を車両から離れた場所で確認したり、車両の暖機や冷房の作動、エンジンの始動を遠隔操作することを可能にした。
また、スロットル、AT、ステアリング、アダプティブ・ダイナミクス・サスペンション・システム(装備車両のみ)をドライバーの好みに合わせて設定できる「コンフィギュラブル・ダイナミクス」を搭載。「アダプティブ・ダイナミクス」装着車では、ドライバーの入力およびボディと車輪の動きを感知し、ダンパー減衰力を自動調整することでロールを制御、より高いハンドリング性能を与えている。
エンジンはガソリンとディーゼルの2リッター直4ターボを用意
エンジンはガソリンおよびディーゼルの新世代「インジニウム」2リッター直4直噴ターボを設定。300馬力仕様のガソリンエンジン搭載車では、0-100km/h加速6.4秒、最高速度243km/h(電子リミッター制御)を発揮する。
そして、ジャガー初の「アクティブ・ドライブラインAWDシステム」を採用。路面条件や天候に合わせてトルク配分を電子制御し、高い安定性と動力性能を確保しながら燃費も向上させる。
そのほか、前後レーダーによる「パーキング・エイド(フロント・リヤ)」を標準装備したほか、ステレオカメラを用いた予防安全システムを設定。歩行者検知機能を含む「自動緊急ブレーキ・システム(AEB)」に加え、「レーン・キープ・アシスト(LKA)」、「トラフィック・サイン・レコグニション(交通標識認識)」、「インテリジェント・スピードリミッター」、「ドライバー・コンディション・モニター」を実装可能としている。
さらに、ステレオカメラと電動パワーステアリング、リヤレーダーと連携して、車線変更時の衝突を防ぐ「ブラインド・スポット・アシスト」や、見通しの悪い交差点を走行中に接近車両をドライバーに警告する「フォワード・トラフィック・ディテクション」、歩行者との衝突時にエアバッグをボンネット上に展開する「歩行者保護エアバッグ」も用意された。
また、従来よりも投影できる情報を66%増加させたジャガー初の次世代「ヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)」を搭載。走行速度やナビの進行方向、安全性に関する警告などをフロント・ウインドウに大きくフルカラーで鮮明に表示される。
日本仕様のラインアップと価格の全容はまだ明らかにされていないが、メルセデス・ベンツGLAやBMW X1、アウディQ3、そして身内のレンジローバー・イヴォークが強力なライバルとして立ちはだかる。果たしてその走りは? 国内導入を楽しみにしてほしい。
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