ボディの外側にタイヤとホイールがピッタリ一致していること
ツライチとは、辞書によると「二つの面の間に段差が無くフラットな状態」という意味。漢字では「面一」と書く。クルマのドレスアップとしてのツライチは、ボディ(フェンダー)の外端とタイヤ&ホイールの表面が、ピタリと一致していることを指す。ノーマルのクルマのタイヤの位置は、フェンダーの端から数センチ単位で内側に引っこんでいる。
むかしから、カッコいいクルマの条件は、「低く、幅広く、タイヤが太い」というのがセオリーなので、ドレスアップするなら、車高を落として、太いタイヤを履かせて、なおかつそのタイヤをフェンダーの外側ギリギリの位置まで広げて装着するのが一番手っ取り早い。だから、ドレスアップの第一歩としてツライチに興味を持つ人が多いというわけ。
ツライチ=ホイールを外側に出すためには、ホイールのインセット(単位はミリ)を小さいサイズにホイール交換するのが基本。ホイールとハブの間にスペーサーを挟んで、ツライチに近づけるという方法もあるが、そのスペーサーが走行中に割れたり、ハブボルトの有効に使える長さが短くなって、ナットが十分締まらないなどのリスクがあるので、おすすめできない。
また、フェンダー側面からのタイヤ・ホイール本体がはみ出すと、保安基準違反となり、車検にも通らなくなるので要注意。また車高を落として、ツライチにすると、サスペンションがストロークしたとき、タイヤとフェンダーが干渉する可能性もあるので、あまりギリギリまで攻めるのも問題がある。
その他、タイヤの位置変更=トレッドの変更は、当然、ハンドリングへの影響も小さくない。トレッドが広がれば、ハンドルが重くなり、轍などの路面の影響によって走行時にハンドルが取られやすくなるので、パファーマンス面ではメリットよりデメリットの方が目立つケースも……。
それらを承知で、ルックス優先でツライチを目指す場合も、ノウハウが必要。タイヤをどこまで外に出せるか(出すのか)は、フェンダーの内側(ツメ)の形状や、車高、アライメント、ホイールのリム幅(リム幅が0.5インチ広がれば、6.35mmほどタイヤは外側へ向かう)、インセットなどが複雑に絡んでくるので、車種ごとのデータをきちんと持っている専門店を頼るべき。できれば、メリット・デメリットもきちんと説明してくれるお店に相談してみよう。
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