共通認識とは限らないので注意も必要
人間関係を円滑にするには、意思表示やお礼などのコミュニケーションが重要。それは自動車社会でも同じで、ドライバーが運転中に行う合図がいくつかある。その代表的なものをここで紹介してみよう。
【イラッ!】高速で左車線がガラガラなのに右車線を走り続けるクルマの対処法
(1)ゼスチャー
●手を上げる→進路を譲ってくれた時などの御礼(頭を下げるのは運転中には不向き)。
●掌を上にして差し出す→相手に道を譲る。歩行者へ横断を促すなど。手を振る→バイバイ!?
●指を立てる→トラブルの元。やめましょう。
(2)ウインカー
●高速道路などで右車線での右ウインカー→前車にどいてほしいという意味。トラックなどは、「排気ブレーキ」をかけたことを知らせる合図にも使っている。
●左ウインカー(左折時以外)→停車する合図。「お先にどうぞ」の合図。
(3)ハザードランプ
●本来は緊急駐停車時の合図。路肩で停車することを後続車や周囲に知らせる。
●最近多いのは、譲ってもらったときなどの御礼を示す「サンキューハザード」(点滅2回が定番)。
●渋滞の最後尾に着いたときに後続車に渋滞を知らせる合図。
●低速走行車が走っていることを知らせる合図。
●大型車は、バックのときもハザードランプをつけて注意を促すことも多い。
クラクションの多用は道交法違反にもなるので注意
(4)パッシング
●対向車とのすれ違う時→(1)アップライトがまぶしい。(2)夜なのにライトがついていない。(3)この先でネズミ取りをやっている!!
●後続車からのパッシング→(遅いので)道を譲れ、という意味。バックフォグが点きっぱなしで迷惑だという意味のときもある。
●交差点などでのパッシング→対向車に「お先にどうぞ」という意味もあるが、正反対の「こっちが優先、飛び出てくるな!」という意味で使う人もいるので要注意。
(5)クラクション
道交法では、「道路標識等により指定された場所では、警音器(クラクション)を鳴らす義務があり、それ以外では、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない」となっている。
というわけで、危険防止のため以外の用途は基本的にNG。しかし、現状では下記のケースでも使われていることはよくある。 ●青信号に変わっても発進しないクルマ、遅いクルマなどに早く動くよう促すとき
●道を譲ってもらった時の「サンキュークラクション(?)」
●お迎えに行ったとき、到着を知らせる「合図」(これはおすすめできない)
●別れ際の「バイバイ」の「合図」(これもおすすめできない)
●知り合いにあったときの挨拶(これもおすすめできない)
いずれにせよ、やむを得ずクラクションを鳴らす場合でも、できるだけ下品にならないように気をつけたいもの。
こうした合図は、ルールというより、マナーに相当するものだが、怒りのメッセージなどはともかく、譲り合いやお礼のあいさつなどは、いろいろ工夫して、お互いに気持ちよくドライブできるよう、いろいろコミュニケーションを図れるクルマ社会の方が望ましいので、そうした方向を目指していきたい。
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