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DIYで横滑り防止制御等をスイッチ1つ完オフに|JB64型ジムニー カスタム

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DIYで横滑り防止制御等をスイッチ1つ完オフに|JB64型ジムニー カスタム

どんな状況でも駆動力をキープクルマ本来の走りを楽しめる

Battle Bee Racing

参加費無料。ソニックデザインの音を試聴するチャンス!|9月22日(日)

純正スイッチで解除できない制御まですべてカットできる

カーブを曲がる時にタイヤがスリップして外側に膨らんでしまったり、逆に内側に入り過ぎてしまったり。
そうした挙動を検知し、安全に走行できるよう制御してくれるのが“横滑り防止装置”だ。
今ではどんな車種にも装備が義務付けられていて、新型ジムニーにも“ESP(車両走行安定補助システム)”として組み込まれている。

それをスイッチ1つで解除できるのが、バトルビーレーシングの“ビークルスタビリティコントロールキャンセラー(VSCC)”。
せっかくの安全装置をキャンセルしてしまうアイテムなのだが、これには「使いどころ」がある。

「例えばダート走行時、片輪が浮いたりスタックして空転すると、ESPが作動。
アクセルを踏んでもエンジン回転数が上がらなくなり、脱出が遅くなったり困難になったりします。
またはサーキット走行の際なども、タイヤが滑ると自動的にブレーキが掛かって出力も落とされるから、思ったように走れずタイムも出せない。
そうした時にESPを解除すれば、スムーズに速く走ることができるんです」。

つまりは一般道以外でのスポーツ走行時や緊急時の脱出用に活躍するモノなのだ。
ちなみに純正でもESPのオフスイッチは付いているが、「一定速度以上だとオフにできないし、スロットルやブレーキの制御は、オフにしても残ってしまう。
VSCCならそれを完全に解除して、クルマ本来の動きを楽しむことができます。
もちろんABS機能は生かしたままです」。

取り付けはお手軽なカプラーオン。
切り替えスイッチも搭載し、普段はオフ(ESPオン)、いざという時はオン(ESPオフ)というように使い分けできる。
新型ジムニーでスポーツ走行を楽しみたいユーザーは要注目だ。

Vehicle Stability Control Canceller

BBRの大ヒット商品が遂に新型ジムニーにも

スイフトや86、ハスラー用でも大好評のVSCC。
コンパクトな本体とクルマ側と接続用のハーネス、オン/オフスイッチが付属する。
VSCCをオンにするとメーター内のESPオフマークとESP作動表示灯が同時に点灯する仕組み。
またオンの状態でエンジンを切れば、エンジン再始動時にオンの状態に復帰する。

※写真は試作品です

特殊な工具は必要なし。
DIY初心者でも取り付け可能



1 メーターカバーを外す

2 メーター上のネジ2本を外す

3 メーターを手前に傾ける

4 メーター裏のカプラーを抜く

5 商品のカプラーに差し込む

6 メーター裏のカプラーに挿す

7 ハーネスを下側から引き出す

8 VSCC本体にカプラーを挿す

9 スイッチ用のカプラーも挿す

取り付けは初心者でもDIYでやれるレベル。
まずはメーターカバーの取り外しから。
これはビスやクリップではなくツメで留まっているだけなので工具は不要。

少々力とコツがいるが、下側を先に浮かせ、そのまま斜め上に引き出す感じで外せる。
続いて現れるメーター上のネジ(左右2本)を外し、メーターを前傾させると作業がしやすくなる。
あとはメーター裏、下側の方のカプラー(7ピン)を抜き、それをVSCCのカプラーと接続。
もう一方のVSCC側のカプラーをメーター裏に戻せばOK。
仕上げにハーネスをインパネ下から引き出し(スキマがあるのでハーネスを通せる)、VSCC本体と接続。
本体にはスイッチ用のカプラーも繋いで取り付け完了。
本体は両面テープでインパネ下あたりに固定し、スイッチは余っている純正スイッチパネルに穴を開けて付属のナットで固定するといいだろう。

ECUやブレーキパッドなども開発中

野口 恭宏 代表

パーツブランド・バトルビーレーシング(BBR)を展開する同店。
レース活動にも力を注ぎ、そのノウハウをパーツ開発に生かしている。
中でも得意なのが電子系。
新型ジムニーのチューニングECUも間もなく完成予定とか。

タイヤラウンジ野口商会
●埼玉県秩父郡皆野町皆野2752-2
●☎︎0494-62-0609
●営業時間:9時~17時30分(日曜~17時)
●定休日:月曜、第2・第4日曜、祝祭日

ハイパーレブ vol.235 スズキ・ジムニー No.5  2019年5月31日発売号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]

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