現在位置: carview! > ニュース > イベント > 1億円のスーパーGT-Rも展示! NISMOイベントで見つけた「注目のスカイライン&フェアレディZ 15台」

ここから本文です

1億円のスーパーGT-Rも展示! NISMOイベントで見つけた「注目のスカイライン&フェアレディZ 15台」

掲載 更新 1
1億円のスーパーGT-Rも展示! NISMOイベントで見つけた「注目のスカイライン&フェアレディZ 15台」

日産GT-R50 by Italdesignを初披露

 今年で22回目の開催となる「NISMO FESTIVAL(ニスモフェスティバル)」が、静岡県・富士スピードウェイで行なわれた。コアなファンの集いともいえる同イベントは、NISMOにとってはレース活動の1年の締めくくりであり、日産としても重要な場となっている。今年は、GT-R&フェアレディZ50周年ということもあって、とくにこの2台の展示が目立った。

セリカ、117クーペ、ガゼール! 旧車イベントで見つけた「名2ドア」36台画像集

 まず、注目したいのが、2020年後半からいよいよ納車が始まるという噂の「GT-R50 by Italdesign(イタルデザイン)」の展示だろう。

 GT-R NISMOをベースに、エクステリアは変更されているものの誰が見ても「GT-R」と感じさせるアイコンは残されている。リヤビューは標準のGT-Rとは明らかに異なるが、丸形4灯のテールランプが採用されている。

 その隣には、NISSANコンセプト2020 グランツーリスモバージョンも展示。グラマラスな未来的なフォルムを採用しつつも、ラジエータのVグリルは日産のクルマらしいデザイン。

フェアレディの変遷でポイントなる3モデル

 そして記念すべき50周年を迎えたGT-RとフェアレディZの展示は、もともとレース系車両が多いニスモフェスティバルとしては数多くのGT-Rが集まっていたが、今回は初代フェアレディ、初代フェアレディZが展示されていたのが注目したいところ。 初代フェアレディは左ハンドルの輸出仕様「ダットサンスポーツ2000(1968年)」。コンパクトなボディに2リッターエンジンを搭載していた。

 初代フェアレディZ(S30型)の展示車は「432(1969年)」。初代スカイラインGT-Rに搭載されたS20型2リッター6気筒DOHC4バルブエンジンを積むスパルタンモデルだ。

 同じS30型フェアレディZで2.4リットル直6エンジンを搭載した240Zも注目の一台。レーシング仕様でGノーズと呼ばれる長いフロントバンパーのほか、オーバーフェンダーと1973年当時の姿を見事に復活させていた。

 丸目2灯式ヘッドライトの初代と2代目フェアレディZから大幅なイメージチェンジをしたのが3代目だろう。角形2灯式ヘッドライトはハーフリトラクタブル。VG20ET型2リッターとVG30ET型3リッターのV6ターボエンジンを搭載する。

ハコスカ1.5リッターから4ドアGT-Rまで

 スカイラインの展示は、ちょっとヒネリの利いたモノだった。

 7台のスカイラインがまとめて展示されていたが、GT-RはR33のみ。しかも通常の2ドアモデルではなく、限定車の「4ドアオーテックバージョン 40thアニバーサリー」だ。パワートレーンはR32型スカイラインGT-Rから搭載された名機RB26DETT型2.6リッター直6DOHCツインターボ。もちろんアテーサE-TSの4WDシステムを組み合わせる。

 そのほか3代目C10型スカイラインは、2ドアと4ドアの2台が展示されていた。2ドアハードトップは2リッター直6SOHCエンジンを搭載する「2000GT-X(1972年)」。ホワイトリボンのバイアスタイヤにホイールキャップと、まるでタイムスリップしたような出で立ちだ。

 4ドアは4気筒の1.5リッターモデルの「1500スポーティデラックス(1971年)」。このボディにレーシングマシンのR380が搭載したエンジンをベースにした、S20型2リッター直6DOHCを搭載したのが初代スカイラインGT-Rだ。後に2ドアにもS20型エンジンを搭載したGT-Rが登場する。

 ジャパンの愛称をもつ5代目スカイラインは、角形2灯式ヘッドライトを採用した後期型2000GTの4ドア。このモデルでスカイライン初のターボエンジンが登場する。

 登場当時は「C110以来のGT-R復活か?」とウワサされたのが、6代目R30型スカイラインRS。FJ20型2リッター直4DOHCエンジンを搭載し、写真はターボを追加したFJ20ET型エンジンを搭載した「スカイライン ハードトップ2000RSターボ」。4ドアモデルの設定もあった。前期型のRSは横バーのラジエータグリル。 後期型は、鉄仮面の愛称を持つグリルレスタイプで、薄型ヘッドライトも特徴。エンジンはFJ20ET型へインタークーラーを追加し、最高出力は205馬力(インタークーラーなしは190馬力)を発揮した。 もちろんスカイラインGT-Rの展示もあった。オイルショックでレースに参戦はできなかったケンメリこと4代目C110型スカイラインGT-Rは、ブラックのボディにゴールドのストライプをあしらったレーシングコンセプト仕様(1972年)。

 初代スカイラインGT-RであるハコスカC10型の4ドアのレース仕様(1969)と前述のケンメリは、展示のみならずサーキット走行も披露された。

 このほかにも会場内には、S-GTやGT選手権、グループAといった歴代レースカーがラインアップ。ニスモフェスティバルは、展示車だけでなくアクセル全開で走行するヘリテージマシンを見ることができるのが魅力のイベントだった。

こんな記事も読まれています

ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
レスポンス
バイクニュース今週のダイジェスト(4/22~26)
バイクニュース今週のダイジェスト(4/22~26)
バイクブロス
予想が外れるマクラーレン、ピアストリも“浮き沈みのワケ”解明が急務と指摘。タイヤへの負荷が影響か?
予想が外れるマクラーレン、ピアストリも“浮き沈みのワケ”解明が急務と指摘。タイヤへの負荷が影響か?
motorsport.com 日本版
一度は乗ってみたい! サイドカーは、通常のバイクにつけることができる?
一度は乗ってみたい! サイドカーは、通常のバイクにつけることができる?
バイクのニュース
なぜ免許とマイナカード「24年度末」に一体化? 紛失時はどうなる? 一体化でどんな影響ある?
なぜ免許とマイナカード「24年度末」に一体化? 紛失時はどうなる? 一体化でどんな影響ある?
くるまのニュース
「出遅れ」「巻き返し」「反転攻勢」EVめぐる話題が目白押し【新聞ウオッチ】
「出遅れ」「巻き返し」「反転攻勢」EVめぐる話題が目白押し【新聞ウオッチ】
レスポンス
ボルボ XC40、豪華仕様の限定車「プラス B3 セレクション」発売
ボルボ XC40、豪華仕様の限定車「プラス B3 セレクション」発売
レスポンス
日本ミシュランタイヤが「ジャパントラックショー2024」にブースを出展! サステナブル素材を使用したタイヤなどを展示
日本ミシュランタイヤが「ジャパントラックショー2024」にブースを出展! サステナブル素材を使用したタイヤなどを展示
くるまのニュース
マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
レスポンス
スズキのコンパクトSUV「エスクード」国内販売が終了 新たな「グローバルSUV」投入に期待!
スズキのコンパクトSUV「エスクード」国内販売が終了 新たな「グローバルSUV」投入に期待!
くるまのニュース
スタイリッシュなスタイルと折りたたみ機構を採用 電動アシスト自転車「Refna WINDY」発売
スタイリッシュなスタイルと折りたたみ機構を採用 電動アシスト自転車「Refna WINDY」発売
バイクのニュース
アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
レスポンス
GWにホンダ青山本社で「モーターサイクルショー」開催、新型車をじっくり見られる機会!
GWにホンダ青山本社で「モーターサイクルショー」開催、新型車をじっくり見られる機会!
モーサイ
ホンダN-VANがマイナーチェンジ。特別仕様車FUN「STYLE+ NATURE」を同時発売
ホンダN-VANがマイナーチェンジ。特別仕様車FUN「STYLE+ NATURE」を同時発売
カー・アンド・ドライバー
ランボルギーニの電動化第二弾は「ウルス」!フェイスリフトでPHEVになったウルスの全情報!
ランボルギーニの電動化第二弾は「ウルス」!フェイスリフトでPHEVになったウルスの全情報!
AutoBild Japan
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
くるまのニュース
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
AUTOSPORT web
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
レスポンス

みんなのコメント

1件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

456.9948.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

18.92050.0万円

中古車を検索
スカイラインの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

456.9948.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

18.92050.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村