32回目を迎えたフランス車の祭典
秋の風物詩、フランス車の祭典として親しまれているフレンチブルーミーティングが、今年も10月20~21日の2日間、長野県の車山高原で開催された。フレンチブルーミーティングはフランス車オーナーに支持されて今年で32回目の開催となる。メインとなる2日目の日曜日が大雨に見舞われた昨年とは打って変わって、今年は素晴らしい秋晴れに恵まれた2日間となった。
それだけに白樺湖から車山高原に向かう道は、全国からやって来たフランス車やフランス車を愛する人たちのクルマで、早朝から長い列ができていた。
今年のテーマ車はシトロエン2CV
今回は、誕生から70周年を迎えるシトロエン2CVがテーマ車種としてクローズアップ。毎年恒例のクランクによるエンジン始動大会などのほか、2CVによるパレードランなども催され、大いに盛り上がりを見せた。シンプルな構造にフランスのエスプリが詰まった2CV。だからこそ、多くの人の心を掴み、70周年を迎えたのである。最後に生産されたモデルでも30年近くの時間がたっている今でも、多くの2CVが車山には集まっていた。
話題のアルピーヌA110が早くも参加
また、今年は話題のニューモデルであるアルピーヌA110が早くも姿を見せ、参加者たちの注目を集めていた。いち早く納車されたオーナーの愛車の周りには、人が群れ集っている光景が終日絶えず会場のあちこちで散見された。
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