■アルピナ史上もっともパワフルな3列シートSUV
独アルピナの日本総代理店、ニコル・オートモービルズは2020年5月19日、同日に欧州で発表されたBMWアルピナ「XB7」の予約受付を開始した。
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XB7は、BMW「X7」をベースに開発された、アルピナのフラッグシップSUVだ。
「史上初のファーストクラス・アドベンチャー」というキャッチフレーズで登場したXB7は、過給機や冷却システムにアルピナ独自のチューニングが施される。
搭載される4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジンは、最高出力621ps/5000?6500rpm、最大トルク800Nm/2000?5000rpmを発生。これはベースの「X7 XDrive50i」と比較して最高出力が91ps、最大トルクは50Nm、それぞれアップされている。
組み合わされるトランスミッションはZF製最新世代の「アルピナ・スウィッチトロニック」付き8速AT(ZF 8HP76)。これにより、0-100km/h加速は4.2秒、巡航最高速度は290km/hというパフォーマンスを誇る。
また、新開発のステンレス製「アルピナ・スポーツエグゾーストシステム」を搭載。フラップ開閉によりエグゾースト音の調整が可能で、コンフォートモードでは快適性重視、スポーツモードでは鮮明な排気音を楽しむことができるという。
アルピナ独自の仕様となるエアサスペンションは、走行状況やモード選択に応じて40mmの車高調整が可能だ。
30km/h以下でオフロード走行をする際は、最低地上高を40mm高く設定することでクリアランスを確保でき、スピードレンジやドライバーの選択に応じて40mm車高を低く設定もできる。
またスポーツモード選択時、または160km/hを超えると自動的に車高は20mm下がり、スポーツプラスモード選択時、または250km/hを超えると車高はさらに20mm下がり、合計40mm下がることになる。車体の低重心化とネガティブキャンバー増加によるサスペンションジオメトリの変化は、ダイナミックなハンドリングとロードホールディングの向上に貢献するという。
21インチのアルピナ・ダイナミックホイール+285/45R21サイズのピレリPゼロ・ランフラットを標準装備するが、オプションとして、アルピナ伝統の20スポークデザインの23インチ・クラシック鍛造ホイール+285/35ZR23(フロント)、325/30ZR23(リア)サイズのピレリPゼロを選択することもできる。
インテリアは3列シートを標準装備。セカンドシートは3人がけ、またはアームレスト付きキャプテンシート2席から選択でき、乗車定員は6名または7名となる。
エクステリアは、ロゴ入りのフロントエプロンやディフューザー付きのエアエプロンなどで、アルピナモデルであることをアピールする。
新型XB7の生産は2020年8月から開始される予定で、車両価格は2498万円(消費税込)。日本導入時期は2021年春を予定している。
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みんなのコメント
センス無くアクの強いのはレクサスだと思ってたけど、BMWもひどくなってきたね。
高速であおりに使われるのにも納得。