レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスが調子を落とし、早期の解雇も噂されている。早ければサマーブレイク中にもペレスの進退が決まるのではないと言われている。
そこで注目されているのが、チャンピオンチームのセカンドシートにペレスの後任として誰が座るのか? という点だ。
【海外F1記者の現場勘2】角田裕毅はレッドブル陣営内で“過小評価”されている? 「まるで実力を把握したくないかのよう……」
RB所属の角田裕毅は、F1参戦4年目にして速さに一定の安定感を兼ね備えるまでに成長。今季も度々ポイントをチームに持ち帰る活躍を見せており、レッドブル陣営内の育成プログラムの慣例では姉妹チームからのピックアップというのが順当だ。しかし角田が”最有力候補”という意見は少ない。
角田はレッドブル・レーシングから過小評価されているのか? motorsport.comのグローバル版エディターである オレグ・カルポフが、F1の現場で感じたことを語った。
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私は彼が過小評価されているとも思うし、そうではないとも思う。
私にとっては、角田がクリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシング代表)のリストの中でどの程度高く(あるいは低く)ランク付けされているかを示す最大の指標は、レッドブルドライバーになって5年以上になるにも関わらず、角田がレッドブル・レーシングのマシンを実際にドライブしたことがないという単純な事実だ。ここではグッドウッドでRB18を急遽走らせたのはカウントしない。
シミュレータドライバーのジェイク・デニスでさえ、きちんとしたテストをする機会があったのに、角田はない。本当に不可解なことだ。
ドライバー本人だけのことではなく、少なくともチームのエンジニアたちに角田のポテンシャルやフィードバック、セットアップに取り組む能力に関して印象を得る機会をチームが与えるのは当然のことだったはずだ。
直近のレースでのペレスのパフォーマンスを考えれば、これはなおさら不可解なことだ。まるでレッドブルが角田の全体像を把握したくないかのようだ……。
もちろん、RBやチームからのデータはあるが、それが実車で走らせない理由ではない。ペレスがレッドブル・レーシングの2台目で調子を崩し、チームもこのままでは“持続不可能”だと認めたため、角田ではなくリザーブドライバーのリアム・ローソンがフィルミングデーでのテストに起用された。
なぜローソンが角田より良い候補だと見なされるのか、説明は難しい。ダニール・クビアト、ピエール・ガスリー(現アルピーヌ)、アレクサンダー・アルボン(現ウイリアムズ)の早期昇格が惨憺たる結果に終わったチームにとって、グランプリ出場5回のドライバーを起用するというのはいかがなものか?
昨年のローソンのF1代役デビューが印象的だったのは間違いないが、それだけでマックス・フェルスタッペンのチームメイトにとして相応しいことを証明できるだろうか? 答えは「ノー」だ。とはいえ、レッドブルの首脳陣、少なくともホーナー代表は、角田よりもローソンの方が良い選択肢だと考えているようだ。
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みんなのコメント
リカルドは今年の実績が安定していない。昨年ローソンはそこそこ早いことを示したが、角田に勝つことだけを考えていたことが分かってしまったので、両方ともRBでセカンドドライバーが務まるとは思えない。
角田は移籍を2026の移籍を前提に実績を積むことに専念すればよい。もしRBのシートに座れたら活躍できるだろうし、さらに実績を積むことができるだろうが、サインツのように優勝しても放り出されることはあるのだから、RBに期待しすぎない方がいい。