現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ウォルフとホーナーの争いは「何の利益にもならない個人的な衝突」とF1ドメニカリCEO。関係改善を望む

ここから本文です

ウォルフとホーナーの争いは「何の利益にもならない個人的な衝突」とF1ドメニカリCEO。関係改善を望む

掲載 2
ウォルフとホーナーの争いは「何の利益にもならない個人的な衝突」とF1ドメニカリCEO。関係改善を望む

 F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、レッドブルとメルセデスは関係を修復する必要があり、それぞれのチーム代表同士の個人的な衝突は“何の利益ももたらさない”と主張している。

 レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーと、メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウォルフは、各々のチームとドライバーたちが世界タイトルを賭けて緊迫した戦いをしていたことから、2021年シーズンを通して争いを繰り広げた。

レッドブルF1のホーナー代表がチームとの契約を延長。少なくとも2026年までチームを指揮

 FIAへの公式の問い合わせから、相手のマシンのある技術的側面を含む当てこすり、個人攻撃、また、スチュワードが物議を醸した判断を行った際にドライバーを断固として擁護することまで、両チーム代表はコース内外でライバルの攻撃に対し断固として立ち向かった。

 しかし、火曜日夜にイタリアでロレンツォ・バンディーニ賞を受賞したドメニカリは、2022年に向けた懸念について尋ねられ、破壊的で対立的なやりとりはF1にとって不利益なため、来年は関係性が変わる必要があるとほのめかした。

「確信を持って生きる人々はよく眠るということだ! だが我々は多くの疑問を抱いており、それに立ち向かわなければならない。最終的に対処しなければならない問題がある」とドメニカリは語った。

「レッドブルとメルセデスの間で修復されるべき関係を日々評価する必要がある。我々が目にしてきた、何の利益にもならない個人的な衝突を防ぐためにだ」

 FIAは、第22戦アブダビGPでのF1のタイトル決定戦で起きた出来事について調査を開始している。しかしメルセデス陣営は、FIAレースディレクターのマイケル・マシによるレースでのセーフティカー導入とリスタートのやり方について失望したままであり、チームはFIAの調査が手順の変更とより明確なレギュレーションにつながることを期待していると述べた。

 またドメニカリは、彼が代表を務めるF1の商業権保有者であるリバティ・メディアが、なぜシーズン終了時の論争から意図的に距離を置いているかについて説明した。

「すでに(FIAの)会長と話をしている。我々は彼が直面しなければならない優先事項について話をしたが、優先事項は数多くあるのだ」とドメニカリは話した。

「現段階では、非常に過熱した状況にさらなる議論を作り出さないためにも、沈黙を保つことは正しいことだ」

「だが我々は並外れたシーズンを過ごしたということは言っておきたい。20億人を超える人々が観たのだ。前回のアブダビGPは、2021年に最もフォローされたスポーツイベントだった。地球規模の数字であり、我々は誇りに思うべきだ」

関連タグ

こんな記事も読まれています

ブリヂストン 新スポーツタイヤ「ポテンザ RE-10D」発売 サーキットでのタイム短縮追求
ブリヂストン 新スポーツタイヤ「ポテンザ RE-10D」発売 サーキットでのタイム短縮追求
グーネット
サーキットも普段使いも!クラシカルなフルバケット「ジータIVクラシック」発表 ブリッド
サーキットも普段使いも!クラシカルなフルバケット「ジータIVクラシック」発表 ブリッド
グーネット
メガーヌ R.S.のように旋回? 新型ルノー・ラファールへ試乗 ドイツ銘柄からの顧客獲得へ期待
メガーヌ R.S.のように旋回? 新型ルノー・ラファールへ試乗 ドイツ銘柄からの顧客獲得へ期待
AUTOCAR JAPAN
竹岡圭さん「XCRスプリントカップ北海道」参戦!三菱&トーヨータイヤがサポート
竹岡圭さん「XCRスプリントカップ北海道」参戦!三菱&トーヨータイヤがサポート
グーネット
シンプルデザインで車内にマッチ タテ・ヨコ回転OKの車載スマホホルダー シズカウィル
シンプルデザインで車内にマッチ タテ・ヨコ回転OKの車載スマホホルダー シズカウィル
グーネット
アウディの充電施設、2か月で600名利用 新料金プランでサービス提供開始 東京・紀尾井町
アウディの充電施設、2か月で600名利用 新料金プランでサービス提供開始 東京・紀尾井町
グーネット
WECの“カスタマー締め出し”にポルシェが警告。10メーカー参戦の2025年、残枠はわずかに『2』か
WECの“カスタマー締め出し”にポルシェが警告。10メーカー参戦の2025年、残枠はわずかに『2』か
AUTOSPORT web
V8×MT×FR採用! 新型「スポーティセダン」初公開! “青感”高めた「豪華内装」が超カッコイイ「CT5-V ブラックウイング ル・モンストルE」アメリカに登場
V8×MT×FR採用! 新型「スポーティセダン」初公開! “青感”高めた「豪華内装」が超カッコイイ「CT5-V ブラックウイング ル・モンストルE」アメリカに登場
くるまのニュース
マクラーレン 初のEVスーパーカー計画、現在の技術では達成困難 「支援」要請
マクラーレン 初のEVスーパーカー計画、現在の技術では達成困難 「支援」要請
AUTOCAR JAPAN
駐車の際の「前向き」「後ろ向き」問題…日本での正解をお教えします! 米国で「前向き」が多いのは防犯上の理由もありました
駐車の際の「前向き」「後ろ向き」問題…日本での正解をお教えします! 米国で「前向き」が多いのは防犯上の理由もありました
Auto Messe Web
ハースが「文句なし」のダブル入賞。ペレスを抜き返したヒュルケンベルグが今季ベスト6位/F1第11戦
ハースが「文句なし」のダブル入賞。ペレスを抜き返したヒュルケンベルグが今季ベスト6位/F1第11戦
AUTOSPORT web
【最長/最深トンネル爆走】 ベントレー新型コンチネンタルGTスピード オープンのGTCも同時発表
【最長/最深トンネル爆走】 ベントレー新型コンチネンタルGTスピード オープンのGTCも同時発表
AUTOCAR JAPAN
『ビースト』という名のスクールバス!? 90名乗車でEV航続241km、米国で納車開始
『ビースト』という名のスクールバス!? 90名乗車でEV航続241km、米国で納車開始
レスポンス
復活するIGTC鈴鹿が『1000km』&控えめなエントリー目標である理由「長距離に慣れているチームがほとんどない」
復活するIGTC鈴鹿が『1000km』&控えめなエントリー目標である理由「長距離に慣れているチームがほとんどない」
AUTOSPORT web
新型「4WDスポーツ車」初公開! レトロな「丸目」に超ハイパワー「V型8気筒エンジン」搭載! “日本専用”の特別なベントレーに衝撃の声!
新型「4WDスポーツ車」初公開! レトロな「丸目」に超ハイパワー「V型8気筒エンジン」搭載! “日本専用”の特別なベントレーに衝撃の声!
くるまのニュース
デコトラの命ともいえる電飾! LEDが台頭するもいまだ電球派もいる理由とは?
デコトラの命ともいえる電飾! LEDが台頭するもいまだ電球派もいる理由とは?
WEB CARTOP
愛車の履歴書──Vol42. 石野真子さん(後編)
愛車の履歴書──Vol42. 石野真子さん(後編)
GQ JAPAN
イクリプスがカーナビ「AVN」のLSシリーズ2024年モデルを発売
イクリプスがカーナビ「AVN」のLSシリーズ2024年モデルを発売
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村